Ash sack 製作工程の紹介

NakedLabo

2021年01月13日 18:39



今後予定していますAsh sack で使用する素材...

ガラスクロス(シリコーンコーティング)のカット販売に伴い...

自作時のヒントとして本ブログをご利用下さい・・・



なお...本素材以外で製作をお考えの方は...

ご自分でご使用になる素材を十分にご理解頂いた上でご使用下さい・・・

「耐熱シート」という言葉は非常に漠然としたもので...多くの種類が存在します・・・

Ash sack として使用できる素材はその中でも僅かであることは...

十分にご理解下さい・・・



以下Ash sack の基本的な製作工程をご紹介します・・・


まずNakedLabo 規格品1点につき...

Ash sack   250×740
Ash sack S  200×580   ...のガラスクロスを必要とします・・・



また作業を進めるにあたり...必ずご用意して頂きたいものが

耐熱性・難燃性のあるミシン糸

・Amazon
https://www.amazon.co.jp/FUJIX-%E3%80%94%E3%83%95%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%80%95-%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%AD%E3%82%93-%E9%9B%A3%E7%87%83%E6%80%A7%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%B3%E7%B3%B8/dp/B002KNMYRM

・フジックス
https://www.fjx.co.jp/product/detail.php?id=89


他メーカーによるものもありますが...

上記のリンク先のものが手に入れやすいと思います・・・



ガラスクロスには素材が持つ独特なハリとコシがあります・・・

固定用に待ち針ではなくクリップをご用意頂くと効率が良いのではと思います・・・



ループは各自ご自由にご検討下さい・・・

皮ひも、各種テープ、細引き等の他...

ループ無しでも十分にAsh sack としてのご利用は可能だと思います・・・

その際は別途口を閉じる方法をご用意下さい・・・



まずは...裁断・・・

画像はAsh sack 用で250×740(mm) で裁断・・・

皆様がイメージする別サイズでの製作の場合は...

新聞紙等を利用し...仕上がりサイズの確認を強くお薦めします・・・







ループ仕様にする際または口を折る返す場合...

ルレット(円盤型)を使用し...

端から17〜18mm内側を押さえることで折り目が付き...作業が容易になります・・・








ここに関しては折り返さず切りっぱなしとし

次の工程に進んでもAsh sackとしてのご利用は可能だと思います・・・




折り目に沿って口を折り返し固定・・・

折り返しの向きをご確認下さい・・・







端から2〜3mm内側を縫い合わせる・・・







縫い始めと縫い終わりの際は...

最低でも10mm以上の幅を確保した返し縫いを必ず行なって下さい・・・

縫い始めから10mm以上縫い進み...

始点に戻り再度縫い進め...

終点で10mm以上戻り...

再度終点へといった作業です・・・

自作時の一番大切な作業だと思っています・・・




端から15mm内側を縫い合わせる(返し縫いを行う)







合わせて固定しながら底面のマチをつくります・・・







Ash sack 50mm
Ash sack S 40mm ...の幅で内側に折り込み固定します・・・

画像はAsh sack ですので...50mmです・・・


折り込み幅は上記をヒントに各自ご検討下さい・・・



ループは長さ約90mmのものを使用しています・・・

ご参考まで・・・







折り込み部にループを均等に差し込み...

25mm外に出し...固定という作業を両側行う・・・









端から4〜5mm内側を縫い合わせる(返し縫いを行う)






この縫製に関しては次に行う工程の保険として行なっています・・・

熱源に近い糸が使用経過により劣化・破損した場合の...

形状維持や安全面を考慮しています・・・

必要性を感じない等...各自のお考えで次の工程にお進み下さい・・・

ミシンをお使いの場合...ミシンによりパワーは様々と想像します...

ゆっくりと縫い進めることをおすすめします・・・




端から10mm内側を縫い合わせる(返し縫いを行う)







本品が熱くなることを想定した持ち手部分にもなります・・・

内容量を圧迫しない程度に...

十分な幅を確保することで安全性が期待できます・・・








基本的な製作工程は以上です・・・


一番簡易的な工程として...

裁断...合わせてマチをつくり...固定...

持ち手部分を確保した位置での縫い合わせ(両側2ヶ所)

といったところでしょうか・・・


ご自身の判断とはなりますが...

これでもAsh sackとして機能するのではと思います・・・



因みに...一例として・・・






画像は...右/ Ash sack S...左/ MYOG・・・

左右同等の内容量ですが...サイズ調整により...

焚火台からのアクセス等...使用感が変わってくるのでは・・・


また...前回も紹介しましたが...

端材で...携帯灰皿...など・・・







ガラスクロスのカット販売に関しての詳細は...

あらためてお知らせさせて頂きますので...

今回は自作する際のヒントにして頂く...

Ash sack 製作工程の公開となります・・・



以上宜しくお願い致します・・・









あなたにおススメの記事
関連記事