2019年04月18日
4アイテムの受注受付を開始致します。
以下の4アイテムの受注受付を開始致します。
PFP(Portable Fire Pit)
Compact heater Ⅱ
Heat shield
Extension plate
5/19までの受付、5/27発送予定です。
(製作進捗、納期により日程が前後する場合がございます)
ご理解、ご了承頂いた方のみの受付となります。
受付はこちらからどうぞ NakedLabo オンラインストア
宜しくお願い致します。
2019年03月29日
Extension plate 受注受付のお知らせ
Extension plate
4/19(金)発送予定分の受注受付を開始致します。
サイズ 150×150×0.1 /1P
重 量 16g/1P
材 質 sus304H(バネ材)
製造国 日本
(プレートのみでの販売です)
4P/6P/8P/10P の各セット販売です。
・4P ¥ 8,000-
・6P ¥12,000-
・8P ¥15,000-
・10P ¥18,000-
(税、配送料が別途かかります)
目安として
*4P 焚火台(小)、ウッドストーブ、固形燃料・アルコールストーブシステム等に
*6P 焚火台(中)、ウッドストーブ、固形燃料・アルコールストーブシステム等に
*8P 焚火台(大)、ウッドストーブ+ストーブシステム等に
*10P 焚火台(大)、焚火台(中)+ストーブシステム等に
ヤマト運輸 クロネコDM便での発送です。
対面受け取りをご希望の場合は、ご注文時のメモ欄にてその旨を記載ください。
NakedLabo オンラインストア
2019年03月28日
Extension plate 焚火用セッティングについて
「固形燃料から焚火まで」をコンセプトに製作したExtension plate ・・・
焚火での使用例を少し紹介していきます。
できるだけイメージしやすいよう倉庫から「焚火台 M」を引っ張り出してきました。
広げたのはほぼ6年ぶりでしょうか・・・
ラボとしてアップする写真のなかに
他社の焚火ギアを使うなんてのは...おそらくはじめてでしょう・・・(笑
サイズ感や使用イメージもつかみやすいのでは・・・
セッティングに使用しているポールは
MYOGによるアルミポール・・・
これはあとで解説していきます。
現在リリースを視野に入れ温めているPFP(ポータブルファイヤーピット)でのセッティング・・・
40~45cmクラスの薪が使えるサイズ感ながら
収納サイズは約B5程度・・・
現在重量は500g を少しオーバーしていますが400g 台まで落とす予定・・・
このセッティングで必要な一式はこれだけで済みます・・・
(このあとのNakedStoveとほぼ同程度)
ペグまたは右のExtension plate (150×150mm) でサイズ感がわかるのでは・・・
ペグはポールを固定する下穴用です。
続いてNakedStoveでのセッティング・・・
Extension plate の高さもスムーズに調整できます・・・
先程より短いポールを使っています・・・
小さい焚火台やウッドストーブ用でこれもまた同じ仕様・・・
ちなみにStove-C for backpackers では...
地面につけたセッティングで固定はチタンペグ
今回の撮影でつかったExtension plare 固定用3種類
左から...焚火台用...高さの無い焚火台やウッドストーブ用...直置き用・・・
ここからこのセッティングに必要なものを説明していきます。
ちなみにこれはボク個人のアイデアですので
皆様にはそれぞれのアイデアがあると思います。
あくまでもご参考程度で・・・
まず、必要なものをすべて書き出してみます。
・お使いになる焚火ギアのサイズメモ
・スケール
・サンドペーパー
・穴あけパンチ(二穴でも構いませんが穴あけ位置によっては一穴が必要)
・アルミパイプ 6Φ 2M
・アルミパイプをカットできるもの(ホムセンで頼むのも良し)
・ステンレスWリング 0.8×8
以下、パイプエンドの処理用ですがあくまでご参考まで
・アルミパイプ径にあわせたアルミ平リベット
・JBウェルド(2液接着剤)(ホムセンに代替品があるかも)
と以上です。
ほとんどがホームセンターで揃えられるのではないでしょうか。
次に、任意の場所にパンチでの穴あけをします。
横並びに二つ穴を開けますが、大事なのは7mmという間隔。
ポールをホールドする強さにかかわってきますので非常に大切な作業です。
穴を開けたらWリングを通します。
写真をご参考下さい。
最後にアルミポールです。
サイズメモを参考にしながら
地面に差し込む長さ+焚火ギアの高さ+プレートの高さ(15cm)+あそびとなる長さ を
イメージしてポールの長さを算出します。
プレートの高さは二段にすれば30cmになりますが
プレートに重なる部分ができますのでそれより短くなります(27cm程度)
サイズが決まればカット。
サンドペーパーでカット部分のバリ取りと接着部の目荒らしをしたあと
JBウェルドで平リベットを接着。
その際、熱によりパイプ内気圧に変化があるかもしれないので
ごく一部接着剤を付けないところがあっても良いと思います。
おそらく全体の作業の中でここが一番難しいかもしれません。
瞬間接着剤のようにすぐに固定できませんので・・・
24時間後の完全硬化ができたらリングに差し込みます。
スムーズな抜き差しとリングとプレートによる適度なホールド感を実感できるのでは・・・
以上、Extension plate の焚火用セッティングの一例ですが
このギミックで幅広い焚火ギアに対応できるのではと思っています・・・
2019年03月26日
Extension plate prototype
Extension plate (エクステンションプレート)
コンセプトは「固形燃料から焚火まで」
風防・リフレクターとして使用することで
風に影響を受けやすいアルストや固形燃料をはじめ
分離型ストーブ・ウッドストーブ・焚火台等の
・風対策
・安定燃焼
・遮熱/熱反射
・輻射熱による加熱
・周囲への安全性向上など 期待できます。
1Pサイズが150mm×150mm×0.1mmとサイズも非常にコンパクトながら
拡張ギミックを取り入れたプレートを組み合わせることで
幅広いサイズへのセッティングが容易になり一枚板として使用することが可能です。
sus304H(バネ材)の0.1mm厚を使用していますのでパンチによる穴あけもでき
ご自分のセッティングに合わせた加工も簡単です。(切れ味は落ちますが)
MYOG素材として利用してオリジナルのウッドストーブを
製作してみるのもいいかもしれません。
プレートの接続方法は2種類でそれぞれスリットに差し込む方法を取り入れています。
どちらも直感的に接続可能なギミックですので難しくないでしょう。
プレートにRを付けないセッティングは云わばペラペラですので
風の無い環境でしたら問題無いですが
やはりRを付けたほうがプレートにテンションがかかり
剛性が増すうえ、安定性も向上するので無難ではないでしょうか。
画像はあくまでも基本的なセッティングですので
プレートを拡張していけばより大きいサイズに対応していきます。
そして、少し工夫してひと手間かけることでセッティングの幅が広がります。
画像は0.8mm (だったかな?) のステンレスワイヤーと
アルミのオーバルスリーブを使ったセッティング例です。
僅かなことですがシェラカップやクッカーとハンドルの関係も色々ですので
これでしたら容易に干渉を回避できるのではと思います。
これは基本的に風の影響の少ない環境でのセッティングになるでしょうか。
また、ST-310に関してはCompact heater Ⅱとの相性も良く
幅広い方々に利用されている名器ですが
フォルムとして考えると案外特殊なのではと思います。
どうしても調整つまみを正面に向けるには
背面に突き出るCB缶用の開口が必要になってきますが
わずか0.1mm厚ですので穴を開けた場合
Rを付けたセッティングでも非常に不安定なものになってしまいます。
これに関しては残念ですが・・・
例として6P使用していますが、すべてをつないでRを付けテンションをかけることで
一枚板としての利用が可能です。
小さなウッドストーブから大きい焚火台と幅広いサイズやデザイン関係なく
リフレクターとして利用することができ、その熱反射効果は非常に大きいものです。
焚火をするときリフレクターを使用したことのある方は
おそらくソロの方が多いのではないでしょうか。
素材が違うにしてもブッシュクラフトでの木や
比較的火の粉に強いコットン系のものなどを見かけますが
金属の熱反射はまたそれとは別物です。
ボク個人的には今まで同素材(ステンバネ材)の一枚ものを使ってきました。
初めて使ったときのちょっとした驚きは「オォ~」と声を漏らすほどでしたが
漠然ともう少しコンパクトになればなんて思いも持ち続けていました。
Extennsion plate だったら背面ポケットに滑り込ませることも可能です。
理屈では無限に繋げていくことができます...(笑
それは大袈裟にしろ仮に10P使用したとしても
収納時の厚さはわずか1mmです...これも理屈ですが・・・
ある程度の枚数を重ねて地面から立ち上げる方法もありますが
枝などを使い、浮かせた状態でのセッティングであれば
枚数も少なく縦横へのサイズ可変に対応できるでしょう。
曲がりの少ない枝の確保やプレートとの接続方法など
そこそこクリアしなければならないハードルもありますが
ほぼすべての焚火シーンにおいてこのセッティングは有効ではないでしょうか。
輻射熱効果を得るだけでなく風の影響を緩和して
周囲への安全性を高めるのもひとつ考え方だと思います。
NakedLabo のプロダクトにはボク自身のスタイルや考えが反映されていきます。
それは当然であり、またそうでなければ意味の無いものだとも思っています。
周囲の顔を窺いボク自身が愉しみを感じないものを作ってもしょうがないですから・・・
削ぎ落したシンプルギアを使いこなそうとする実践的・実験的マインドやアイデアは
ネットを網羅する「映えた」ものよりもボクには魅力的に感じます。
(クリップを使うのも一つの方法)
サイズ感など何かに特化する傾向にあるUL的チタンホイルや
安価でサイズ展開はあるものの少し「大は小を兼ねる」感のある
折り畳み式とはまた違ったひとつの提案です。