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2024年03月15日

RollTop Shopper







叩き台となるプロトタイプを買い出しの度に使い続けてやっぱ...イイな...と。



使用するタイベックシルバーは水に強く強度があり

透湿/熱反射とユニークな特徴を持つ不織布素材。









RollTop Shopperは雨や外気の流入を抑え

アルミ蒸着による熱反射が内部の急激な温度変化を防ぐことが期待でき

温度変化を嫌う冷凍食品や肉/魚等の生鮮品を

軽量な簡易保冷バッグ的アプローチで持ち運ぶことができます。











熱反射効果を利用すれば寒い時期など湯たんぽと足を入れて

そのままシュラフに潜り込んでも効果的に足先を温めてくれそう...









スタッフサックとしても使えますが

やはり...素材が持つ機能を利用したShopper(買い物袋)がオススメです。











RollTop Shopper
サイズ 約53cm×44.5cxm×D14cm(プラパーツ除く)
重 量 約45g
容 量 約18L
素 材 Tyvek®︎シルバー/ほか
(個体差がある為目安としてご参考下さい)



納期1〜3週間程度の受注生産対応。

3/16(土)17:00〜 オーダー受付開始


NakedLabo オンラインストア よりどうぞ








  

Posted by NakedLabo at 17:50Comments(0)お知らせMYOGRollTop Shopper

2023年08月15日

Crossbody Mesh Pocket






メイン素材はポリエステル100%のダブルフェイスメッシュを使用。

身体に面で当たる素材ではなく細かい線で当たるメッシュなので

暑いシーズンでも通気性を確保して蒸れを抑えることができます。








先行して販売したDouble Mesh Packと同様の素材ですが

実際の話、今の暑い時期でもシャツに汗染みが目立つような事は今の所ない。

通気性の期待できないナイロン系のパックを使用していた以前は

身体に当たる部分の汗染みを避けられなかったが・・・



Crossbody Mesh Pocket のデザインは実にシンプルで

特筆するようなギミックはないが

Double Mesh Pack(以下、Packと記載する)同様にボク自身が使うという意味での

「欲しい」をカタチにしたもの。








Packはフィット感を意識して製作しましたが

Crossbody Mesh Pocketはその逆でルーズな感じ。

数多の同様のアイテムに埋もれてしまいそうなほどにシンプルですが

ボクの「欲しい」要素のひとつのメッシュ素材を探して試すよりは

作ってしまえのMYOGが手っ取り早い。



ショルダーテープの付け根部でスナップボタン付きの吹き流しを折る開閉を採用しています。

内容量の可変ができ吹き流しを立てれば

ペットボトルや雑に丸めたソフトシェルの収納も可能な容量は確保しているつもりです。








ショルダーテープの調整はラダーロックの使用を採用している。

Crossbody Mesh Pocketを使用する上で

重いものを収納するという想定はしていないこともあるので

予めご理解頂ければと思います。



ラダーロックには3つのスリットがあるので順番に

テープを差し込み長さを調整して下さい。








1、ラダーロックの爪側のスリットにテープを下から差し込む





2、真ん中のスリットにテープを上から差し込む





3、爪から一番離れたスリットにテープを下から差し込む





4、1で通したスリットにテープを上から差し込む





手順ごとにテープのたるみを取っていく感じで調整して下さい。






2カ所の内ポケットと2カ所のキーループ

スナップボタンとショルダーテープ意外に機能面での付属品はありません。

防水性が必要になればジップロック等を併用して頂くことになるでしょう。

口をコードで絞ればスタッフサックにも...なんてギミックもない。

先述しましたが只々シンプルなプロダクトですが

衣服のポケットのプラスアルファとして手軽に機能するアイテムだと思っています。








Crossbody Mesh Pocket

サイズ 約H17cm×W25cm(ベルト使用最大長さ 約120cm)
    吹き流し込み 約H28cm
重 量 約40g
内容量 約2L
素 材 ポリエステル/他
カラー ブラック/ホワイト

受注生産品としての対応となります。

オーダー受付開始
8/15(火)17:00〜

納期は1〜3週間程度になります。
(受注状況、業務進捗状況により前後する場合がございます)


NakedLaboオンラインストアよりどうぞ









  

2023年07月21日

Minimal Wallet Tyvek®︎






ボクも人並みに色々なサイフを使ってきたが

その過程で少なからずココは良いがコレがなぁ...といった

ある種の個人的トレードオフを感じていた。



この手の感覚を全て解消できるとは思わないが

ボク自身の使い勝手に関した「落とし所」の実現は可能だろう。

そして...「探して試す」より「作って試す」ほうが手っ取り早い。



前置きが長くなったが要するにMYOG...



ディテール調整をしつつ1ヶ月弱ほぼ毎日使い続け

過去に抱いた若干のストレスをある程度解消できたかなと感じたのが

今回紹介する個人的使い勝手最優先チューニングのサイフ

「Minimal Wallet Tyvek®︎」



まず、製作するにあたって外せないポイントがいくつかあった。

1、三つ折りや紙幣を折り曲げて収納するタイプにはしない
2、視認性が高く取り出しやすいコインポケット
3、使用頻度の高いカードと低い免許証等のカードを一緒にしない
4、領収書やレシートが入れやすいポケットがある
5、できるだけ少ないアクションで紙幣/カード/コインにアクセスできる



1、に関して

精算機を利用する際の紙幣返却はやはりストレス。

考えられる原因は紙幣に付いたクセ。

ボクが以前使用していたサイフは三つ折りタイプでいわゆるコンパクトタイプ。

精算機に紙幣を入れても返却される事がよくあった。

しかし、Minimal Wallet Tyvek®︎を使うようになって今のところ返却はなし。

(以後、Minimal Wallet Tyvek®︎はMWTと表記する)

タイベックが持つ滑り感もあって紙幣の出し入れもスムーズに感じている。



2、に関して

コインは端数精算時に積極的に使うタイプなので比較的持ち歩く量は少ないほうだと思うが

ある程度の容量は確保しておきたい。

可能な限り深く両端のマチとボトム部に若干のマチを施したので

容量/視認性/取り出しやすさは十分ではと感じている。

個人的にはサイフのゴワつきや厚みが増してしまうので

積極的なコイン使用はオススメしたいところ。








3、に関して

MWTを開いた際に現れる3つのメインポケットのひとつがカード用になるが

サイドからアクセスできるサブポケットにもカードを収納できるポケットを施した。

メイン側は使用頻度の高いカード(2〜3枚収納可能)に使用し

サブ側はそれ以外に携帯するカードに使用するのが良いのではと思う。

個人的にはメインに使用頻度の高いカード2枚

サブは必要に応じたカード等を選択して使用している。

免許証とロードサービスのカードは常時携帯しているが使用頻度はかなり低い。

時には保険証/診察券/メンバーズカード/駐車券/名刺等を携帯することもあるだろうが

コレらも個人的にはその部類なのでサブ側に収納したい。

多くのサイフがカードコーナー的場所を設け

小分けのポケットはあるものの使用頻度関係なくひとくくりにする印象がある。

MWTはあえてサイドからアクセスする場所にサブポケットを設け

見えないように利用するほうが何かとスッキリするように感じる。

なんとなく...見た目にも...ミニマル感を感じられるかな...

滅多に使わないものは見えないのだから・・・








4、に関して

続いてもサブポケットだが紙幣を収納できるサイズなので

各々の使い勝手で紙幣用としての選択肢もあるだろう。

個人的には領収書をもらう機会が多いので領収書やレシート用として製作したスペースとなる。

店舗により領収書も色々で長いレシート状のものだったりしても

1、2回折る程度でストレスなくサブ側に滑り込ませる事ができる。

前述した以前に使用していたサイフでは領収書を紙幣と重ねて収納したり

何重にも折り重ねカードスペースに突っ込んだりということをしていた。

さらに溜まっていくとなおさら出す時入れる時に

ちょっとしたストレスを感じていたがMWTに変えた今では

スムーズに処理ができていると感じている。



5、に関して

前述のサブポケットを紙幣用に設定していないのは

単純に一度開くだけで紙幣/カード/コインにまとめてアクセスできるので

サイフを持つ手のポジションを変えなくても精算が可能になるという理由から・・・

サブポケットを紙幣用に設定したり領収書を入れる場合は

どうしてもアクセスする為の追加となる持ち替えが必要となるが

基本的な精算時の流れは...やはり無駄な動きが少なくスムーズだと思う。







多くの方が、優先する「何か」があり

数多の中からその「何か」を満たすものを選択する。

Minimal Wallet Tyvek®︎にある「何か」はボク個人的な提案ですが

ミニマルとはいえ十分に日常的な普段使いができるものだと思います。

どうぞ、ご検討下さい。







Minimal Wallet Tyvek®︎

サイズ 約10cm×18cm 10cm×9cm(二つ折り)
素 材 Hard Tyvek
重 量 約8g
製造国 日本


オーダー受付後の製作が基本となりますが
在庫状況により即納できる場合もございます。


NakedLabo オンラインストア よりどうぞ







  

2023年05月18日

Double Mesh Pack







EDC(everyday carry)アイテム用に

シルナイロンのサコッシュやパックを長いこと使ってきましたが

いくつか気になっていたことが・・・



特に身体に密着する面の蒸れと片手操作が難しい止水ファスナー。

前者は夏の暑い時期にはシャツに汗染みができるほどで

後者は重い買い物袋を持っている時など

必ずと云っていいほどファスナーに両手を添えてスライドさせ

鍵やスマホの取り出しをしなければならないこと。



Double Mesh Packはこれらを少しでも改善できればと製作しています。

個人使用のMYOGからスタートしていますので

機能面の取捨選択はボクに合わせたもの。



ボクが日々持ち歩くEDCアイテムで濡れてオシャカになるものはほとんどなく

強いて挙げるとすれば車のスマートキー程度なので

これだけ注意していれば防水面に関しては必要ないと判断しています。



開閉に関してもファスナーを排除し

スナップボタンとバンジーコードという

他では見ないギミックを選択しています。



パックを身に付けていれば身体のラインに沿ったテンションがかかり

閉まってはいるが手を入れることができるという使い勝手が可能になり

スナップボタンの操作も指先を使い片手での開閉も難しくはありません。









パックを身体から外した時は口が開いている部分ができますが

基本的にパックを外すシーンは停滞時または自宅となるので

外出時は手元に置いていれば防犯面でも問題ないだろうと判断しています。



使用素材はポリエステル100%のダブルフェイスメッシュ。

ウォッシャブル素材なので手洗いが可能です。











ストレッチ性があり容量もEDCアイテムの収納であれば

必要十分ではないかと思います。



大小の内ポケットがあり大にはスマホや銀行通帳が入り

小には鍵やライター等を入れるのに良いのでは。











500mlペットボトルも入るのでこれからの暑いシーズンは

水分補給対策にもなるでしょう。









毎日のように使い続けて2ヶ月弱になりますが

片手でアクセスできるという些細にも思える日常の使い勝手が

個人的に非常に大きなお気に入りポイントです。



些細すぎて共感して頂ける方がどれだけいるか分かりませんが

ショッピングバッグを片手に郵便受けから郵便物とチラシを取り出し

玄関に向かいながら片手でパック内の鍵を取り出す。

以前であればショッピングバッグと郵便物を持った手を

ファスナーに添えて開け鍵を取り出していましたが・・・



高機能スペックパックの普段使いも良いのですが

今のボクにはこのDouble Mesh Packがベスト。

長い付き合いになりそうです。



本ブログ掲載の画像は全て個人使用のプロトタイプです。

若干の仕様変更がある場合がございますので、予めご了承下さい。



Double Mesh Pack
サイズ 約30cm×14cm(ベルト使用最大幅 約100cm)
重 量 約50g
素 材 ポリエステル/他
容 量 約1.2L


受注生産対応とさせて頂きます。

オーダー受付開始のお知らせは準備が整い次第SNSで行います。

チェックして頂ければ幸いです。




  

2022年06月14日

TAPE CHAIN(COUDURA®︎)






拾い集めた枝を焚き木にして小さな焚火を愉しむのがボクの好み。

焚き木は現地調達の場合もあるが、

天気や場所により使えるモノが無かったりする場合があるので

多くの場合はフィールドに向かう途中で拾い集めたものを

バイクに括り付け移動する。








焚き木を束ねる際に長い間使っていた自作の帆布仕様のログキャリー。

悪くは無いからこそ長い間使っていたのだが、

他の選択肢が当時のボクには見当たらなかったとも云える。




もっとシンプルにできないか...と作ったのが、

COUDURA テープ仕様のTAPE CHAIN...

特に目新しいギミックがある訳でも無いハンギングチェーンとも云えるが

チェーンループのクリアランスは一般的なハンギングチェーンより

かなりタイトに調整している。








これは焚き木を束ねる際のホールド感を高める為だが、

テープの使用量を減らす事での軽量化にも繋がっている。

軽量化に拘ればダイニーマ ガイライン等を使って作った方が

軽くなるのかなとも思うが...実のところ単純な話、

手元にそこそこのCOUDURA テープが余っていた...というのが実情。




ひとつのtipsとしてここでは画像にある

ダイニーマラインを使用した方法を提案しているが、

色々と試してみるのも良いかもしれない。









約970mmのTAPE CHAINの両端にダイニーマラインを結んでいる。

握り手となる取手は現地調達の枝を使用しているが、

ここもユーザーにより選択肢は色々とあるだろう。









任意の間隔で取手となる枝とラインを結んで、

束ねる際は枝の両端をチェーンループに通す。

持ち手の長さの調整も同様の方法で可能なので、

運びやすく歩きやすくなるのではないだろうか。








この焚き木をしっかりとホールドする事と、

持ち手の長さを調整できる事は、

束ね持ち運ぶ際の重要点であると考える。








HP内のトップバナーにアウトレットカテゴリーを設けているが、

携帯灰皿をキッカケにラボの裏メニュー的場所にしても

良いかなと思っている。

まぁ、ブログやSNSで発信している時点で裏も何も無いが・・・




ラインを除くTAPE CHAIN本体15g 2本1セットで約30g。

ザックのポケットに突っ込んでも負担は少ないのでは...

少なくとも帆布のログキャリーよりは...と思っている。







TAPE CHAIN
SIZE 約8×970
素材  COUDURA®︎
重量  約30g(1本あたり約15g)
・2本1セットでの販売です。

販売価格 ¥3,850-(配送料別)

6/16(木)17:00〜 受付開始

受注生産品としての対応です。
納期はHPにてご確認下さい。



TAPE CHAINはボクの個人的なスタイルによるひとつのtipsです。

NakedLabo HP/アウトレットよりどうぞ



  

Posted by NakedLabo at 17:45Comments(0)お知らせMYOGTAPE CHAIN

2022年04月27日

灰皿...?...蚊取り線香ホルダー...?






ボクは喫煙者なので必要に応じて使える携帯灰皿を持っている。

ラボで扱う焚火後の灰処理用アイテムAsh sack素材で作ったモノだが、

火の付いたタバコを内壁に擦り付け揉み消すこともできるし

そのまま口を閉じ自然消火もできるので重宝している。




(3年以上使っている個人所有のものだが、この機会に新しいものに)



昨年の夏、車内の荷物整理をする際に

この携帯灰皿を蚊取り線香ホルダーとして使ってみたことがある。

荷物整理はそれほど時間を要するモノでは無かったので、

蚊取り線香を適当なところで折って火を付け中に入れた。

悪くないな...と思った。



当然、時間は短いし継続するとなれば手間も掛かるが、

ポキポキ折った蚊取り線香をジップロックにでも入れて

パッキングするのもイイかな...と。



使用時は熱を持つので、熱対策にカーボンフェルトを使い

断熱カバーとして製作してみた。









これにより手に持てるレベルまで断熱する事ができながら、

灰落ちを気にする事も無く自由に持ち運べ

場所を選ばず使えるようになっている。



蚊取り線香ホルダーとして使用した場合の

熱による物性劣化がどの程度のものかは想像の域を脱しない。

しかし、ここ数日の日中はずっとテストを続けているが、

特に問題は見当たらない。



Ash sack素材が二枚重ね(2レイヤー)の構成なので

それなりの耐久性はあると想像する。



巷にある洒落たホルダーとまでは行かないし

少々尖った使用法の提案なので共感する方は少ないだろう。

まぁ、こんな使い方もできますよという携帯灰皿とご理解下さい。



(底を軽く押し、マチを作る)



(口を両側から軽く挟み、拡げるイメージで整える)



蚊取り線香ホルダーとして使用する場合、

自立はしないので固定する際は断熱カバーのハトメを使い、

カラビナやペグ、バンジーコード等をご利用下さい。



(カラビナでラインに固定)



(ペグをハトメに通し、立て掛けるように固定)





仕事の合間を見て製作したモノですのでごく少量の在庫となります。

携帯灰皿/断熱カバーそれぞれアウトレット扱いでの販売です。

断熱カバーは必要に応じてご検討下さい。






明日、4/28(木)HPバナーのアウトレットでの販売となります。


モノ好きな方、どうぞ。






  

Posted by NakedLabo at 17:37Comments(0)MYOG携帯灰皿

2022年04月13日

BEER BOX テスト


BEER BOX


これからビールが旨いシーズンがやってくる。

どうせなら冷たいヤツをイキたい。



今回NakedLaboが夏に向けて提案しようと考えているアイテムは、

缶ビールの保冷用ボックス「BEER BOX」



アウターにASTRO-FOIL(アストロフォイル)

インナーに片面アルミ蒸着発泡ポリエチレンを使用。



ASTRO-FOILは緩衝材等で使用する

エアキャップの両面をアルミ仕様にしたようなモノ。

建材としても使用され熱反射の「輻射」と

中の空気層による「伝導」にアプローチした断熱材である。



片面アルミ蒸着発泡ポリエチレンは断熱材としてはよく知られているだろう。

簡単に云えば銀マットだが、よくあるペラでは無く

3mm厚のしっかりとしたモノを使用している。



容量はジャスト350ml缶3本になる。

元々そこを目指したタイトなセッティングにしているので、

更にタイトな部分ができるが500ml缶2本の収納も可能である。



因みに500mlペットボトルには対応していない。

350ml缶3本/500ml缶2本分の場合と

ペットボトルを収納する場合では、クリアランスに大きい差が出てくる。

500ml缶2本収納の際にも若干の空間が生まれるが、

ペットボトル対応にした場合の比ではない。



空気層は断熱を考慮する際に重要な要素のひとつではあるが、

ペットボトル対応にしたことで生まれる空間は、

「対流」を生み出すリスクを孕んでいるとボクは考える。

BEER BOXは「対流」のリスクを減らし、

「輻射」「伝導」にアプローチしようと考えたアイテムなので、

缶ビールに振り切った仕様になっている。



それに...



ボクが飲みたいのはソフトドリンクではなく、

BEER...ですから・・・



BEER BOX単体使用で500mlの氷/室内温度24度/12時間後でも

しっかりと氷の存在を確認できる程度の保冷力はあるが、

本来Beer Boxは、お使いのクーラーと合わせて使用する

保冷用ブースターとして製作している。




(BEER BOX単体使用での12時間後の氷の状態)



アウトドアショップで手に入る350ml缶3本分のソフトクーラーや

ホームセンターで手に入る350ml缶6本分のお手軽クーラーに限らず、

お手元にあるクーラーと合わせて使うことで

その保冷力の向上が期待できるだろう。



自宅にある一般的と云えるホムセンクーラーでテストをしてみた。



室内温度25度の環境で、

クーラー内をBEER BOXで2ルームにして、

それぞれに500mlの氷を入れ状態を比較してみたい。




(500mlの氷)



(BEER BOX内と外に氷を入れる)



ちょっとその前に先程の

BEER BOX単体使用で500mlの氷/室内温度24度/12時間後の

氷の状態をあらためて確認して頂きたい。

またひとつの比較対象になるだろう。



それでは同じ12時間後の状態が以下の通りです。




(左がBEER BOX内の氷)



画像では判断しにくいがBEER BOX内の氷(左)は、

ジップロックの底側にも存在している。

考慮するべき諸条件はあるだろうが、

BEER BOX内の氷の多くは溶けずに残り、

保冷力をホムセンクーラーに頼った氷の多くは溶けてしまっている。



因みに24時間後は・・・




(左がBEER BOX内の氷)



BEER BOX内の氷(左)はしっかりと確認できるが、

右は完全に水。

残った氷の大きさは、単体使用12時間後に近い感じだろうか。

若干大きい感じもするが・・・



シンプルなテストですが、

BEER BOXの持つポテンシャルは感じて頂けるのでは・・・



重複するがBEER BOX単体使用も良いがお薦めするのは、

やはりブースターとしての使用。



これからのシーズン、

クーラーボックスを使用する機会も増えてくるでしょう。

BEER BOXは保冷力アップをアシストするアイテムです。



なお画像にあるBEER BOXはテスト用プロトタイプです。

今後若干の仕様変更があります、予めご了承下さい。



今回はBEER BOXのスペック面に重点を置いての紹介とさせて頂いた。

少し調整したい箇所もある為、実物の画像は少し控えています。

ご理解下さい。



今月中のリリースを目指して準備中です。

またあらためてお知らせします。









  

Posted by NakedLabo at 11:15Comments(0)プロトタイプ/試作品MYOGBEER BOX

2021年10月16日

Assist Pack の紹介


(使用画像は全てプロトタイプです)


Assist Pack


保冷や保温にアプローチするアイテムは数多い。

安価なものからそうで無いもの...

また、ペラッペラのものからそうで無いものや

自分が望む効果を体感できるものからそうで無いものなど・・・



今回紹介するAssist Packは、

そういった数多い内にありながら異質なもの、

ひとつの別カテゴリーとしての立ち位置に

あるのではないかと考える。





(メインボディーは耐熱素材を使用)



Assist Packは、フィールドギアにおいて保冷・保温の他に

高温断熱にアプローチする唯一のものだと思う。
(ボクが存在を知らないだけかもしれないが)

マジックテープやループ等を除いた素材は、

耐熱素材を採用し3レイヤー仕様となっている。


これにより、灰処理直後の熱を持ったAsh sackに

対応できるオリジナリティを実現できたのではと考える。












インナーは、シリコン加工を施した耐熱・耐寒・断熱シートで

−60c°〜200c°の幅広い温度帯の使用に対応する。


防水・耐油性があるので汚れに強く、

メンテナンスも簡単な拭き取りで対応できるだろう。




(左 インナー/ 右 アウター に水滴を垂らした状態)



ミッドレイヤーは、一般的にカーボンフェルトと呼ばれる素材である。

多くの方が知るだろうと思うものだが、

一概にカーボンフェルトと云ってもピンキリなのはご存知だろうか。


余談だが、カーボンフェルトに触れたので...少し・・・

カーボンフェルトは製造元やメーカーにより製品はさまざま。

その違いのひとつとして、目付けがある。


要するにスカスカか目の詰まったものかということ。

比較的に安価で手に入れやすいが、

価格や厚さだけで判断すると

想像よりスカスカだったという場合が無きにしも非ずである。
(外国製やスカスカのものが悪いという訳ではないが)

実際、ボクが所有するなかの2種類で例に挙げると、

g/㎡ の重量表記は同等だが、

厚みがそれぞれ4mm/2mm というものがある。


要するに、4mm をギュっと圧縮した2mm...

2mm をフワっとかさ上げした4mmというもの。


どちらも国内生産の別メーカーだが、単純にこういった差がある。

各メーカーで用途やコンセプトにより仕様規格はさまざま。


比較的広く知られ、入手しやすいカーボンフェルトだが、

こういった事を少し頭の片隅にでも留めておくことで、

購入時の判断材料になるのではないだろうか。



話が逸れたが、Assist Packで使用するカーボンフェルトは、

日本工業規格(JIS A 1323) A種 を取得しており、

2mm厚の400g/㎡を採用している。



アウターは、シリコンコーティングを施したガラスクロスを採用している。

シルバー加工が施され、輻射熱にアプローチした素材である。






スパッタシート(溶接火花防止シート)としても使用できるものなので、

耐熱性は勿論だが防水性もあり、

アウターとして必要な防汚性も有している。

ちなみに、防炎登録No, CO910003/ AO910039

日本工業規格(JIS A 1323) C種 を取得している。



火粉で穴の空いたタープやテントを見て

「マジかよ!」と嘆いた経験をされた方は少なく無いだろうが、

Assist Packに関して云えば少なくともそれは無いだろう(笑



なかには小型のネイチャーストーブ系のベースシートとしての利用を

考える方もいるかもしれないが、個人的にはオススメしない。

スペック的にはその利用も可能だろうが、

それを常とすることで、可視化できない疲労の積み重ねが、

いずれは可視化できる破損へとつながると想像する。

...それでも...という方は、ストーブとの間にカーボンフェルト等を挟むべきだろう。

しかし、Assist Packに関して云えば、

いずれにしても推奨できる使用法ではない...というか、お止め下さい。

割り切れる方は別だが・・・



Assist Packの使用イメージをザックリと紹介するならば、

「食品/飲料を入れて持ち出し、Ash sackを入れて持ち帰る」

というところだろうか。








サイズ感は、缶ビール350ml 3本+α、500ml 2本+α。

+αとは、若干の余裕という意味である。

個人的に保冷剤を使用することはほとんど無いが、

お使いの方にとっては十分なスペースを確保できるだろう。


また、Assist Packを保冷ブースターとして

お手持ちのクーラーボックスやバックと合わせてみる他、

安価な100均保冷用袋等と併用するだけでも

保冷効果を引き上げることになるのではないだろうか。



ちなみにアナログ的計測だが、室温25c° 氷750ml

12時間後も氷の存在を確認できる程度の保冷力はあるが、

結露は発生するので対策を必要とするかもしれない。

参考までに。






灰処理後のAsh sackにAssist Packを合わせることで、

より安全に、より早い処理のアシスト(手助け)ができるのではと考える。

Ash sackは、灰処理時にはどうしても口を閉じる際に

接触が多くなってしまう。


火傷のリスクを減らす為、グローブを使っていても

熱を放つAsh sackは、

十分に注意を払わなければならない存在だ。

Assist Packは、その際の接触回数や時間を減らすことで、

熱によるリスクを更に回避する事が可能なアイテムだと思っている。



そして、それらが次に予定する行動への

スムーズな一歩となるのでは...とも考える。



Ash sackでの使用にあたり内容物(灰等)の状態や

空気の残存量により、発生する熱量や時間はさまざまと想像する。

使用における全ての熱を遮断するもので無いことは、

予めご理解頂きたい。

冷たいものを入れれば、表面に冷たさを感じ、

熱いものを入れれば、表面に熱さを感じます。



このような文言を保険のように

残さなければならない事に溜息が出る思いですが、

つついてくるような方は少なからずいらっしゃるので・・・



灰処理後のAsh sackで使用する際は、

Assist Pack両側のマジックテープを開きチューブ状にしておく。









灰処理したAsh sack内の空気を抜き、

折り曲げてAssist Packに差し入れる。






Ash sackの折り曲げた部分を

Assist Packで挟み込むようにして

マジックテープを閉じる。








Assist Pack内にこもる熱が気になる場合は、

マジックテープを半分ほど開いたままにして通気を確保する。


持ち帰る際は、手提げ用・カラビナ用のループを利用するのも良いが、

若干の熱さを感じるようであっても、

ザック内に収めて良い安全性は確保しているつもりだ。

当然、他の大事な道具に影響のない熱であることが前提であるが。



先に記したが、Assist Packの使用イメージは

「食品/飲料を入れて持ち出し、Ash sackを入れて持ち帰る」となるが、

「持ち出し、持ち帰る」その間にもさまざまなシーンに

アシストできるアイテムだと思っている。



・バーナーパット
・Compact heater使用時のベースシート
・モバイル機器等の低温障害防止
・ガス缶のドロップアウト防止
・鍋敷き
・炊飯時の保温
・飲料の凍結防止
・ナルゲンボトル等を使用した湯たんぽカバー
・座布団 etc




















保冷・保温にアプローチする数多くのアイテムのなか、

高温断熱へのアプローチは、

Ash sackを生み出したNakedLaboだからこそできる

ワンアンドオンリーの提案ではないだろうか。



気にして頂ける方は、しばらくお待ち下さい。

予約受注生産の対応の予定となりますが、準備を進めております。

後日、あらためてのお知らせとさせて頂きます。

宜しくお願い致します。


Assist Pack
サイズ 約215×330
重 量 213g
材 質 合成繊維(シリコンコーティング)
    炭素繊維
    ガラスクロス(シリコンコーティング)
    Kuraray マジックテープ
    グログランテープ

21/10/24 追記
サイズを約215×320に、また手提げ用ループの長さを若干調整しての
リリースとさせて頂きました。



  

2021年01月15日

ガラスクロス受注販売を開始しました



先日お知らせしたガラスクロスの受注販売を開始しました・・・

受付後...1~2週間程度での発送となります・・・



その他業務との調整もあり...

一応...受注限度枠は設定させて頂いております・・・



仮に...限度枠に達した場合は...

一時受付を終了させて頂きますので...

ご理解の程宜しくお願い致します・・・



初回ということもあり...

この辺りは状況を判断し...

今後検討していくつもりです・・・




以下、オンラインストアからの抜粋となります・・・

ご確認下さい・・・









Ash sackで使用するガラスクロスのカット販売です。

耐熱・不燃・撥水・耐候性に優れています。

焚火シートやMYOG素材としてご利用下さい。



本品から、Ash sack ×2(端材が出ます)

または、Ash sack ×1とAsh sack S ×2(端材が出ます)

または、Ash sack S ×4(端材が出ます)が確保できます。



・画像はAsh sack用に裁断したもので

 本品のサイズではございません。



サイズ 約520×1200

材 質 ガラスクロス(両面シリコーンコーティング)JIS A種合格品



*クロスのみの販売です。

 ループの販売はしておりません。

*Ash sackとして使用する際の縫製糸は、

 必ず耐熱・難燃性を持つ糸をご使用下さい。

*Ash sackの基本的な製作工程はこちらをご確認下さい。

*本品は消耗品です。

 熱によるダメージが少ないほど長期にわたっての使用が可能です。

*本品は断熱素材ではありません。

*パウダー状のコーティング剤が手に付着する場合がございます。

*製造過程で発生する織りの乱れや

 コーティング剤の気泡は本品の機能を損なうものではないと

 判断しております。予めご了承下さい。

*事前のお知らせなしで仕様を変更する場合がございます。

*振込手数料、配送料、代金引換手数料はお客様ご負担となります。

*折りたたんだ状態での発送となります。予めご了承下さい。


販売価格 ¥8,000- (税抜)



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宜しくお願い致します・・・


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Posted by NakedLabo at 07:25Comments(0)お知らせMYOGガラスクロス

2021年01月13日

Ash sack 製作工程の紹介



今後予定していますAsh sack で使用する素材...

ガラスクロス(シリコーンコーティング)のカット販売に伴い...

自作時のヒントとして本ブログをご利用下さい・・・



なお...本素材以外で製作をお考えの方は...

ご自分でご使用になる素材を十分にご理解頂いた上でご使用下さい・・・

「耐熱シート」という言葉は非常に漠然としたもので...多くの種類が存在します・・・

Ash sack として使用できる素材はその中でも僅かであることは...

十分にご理解下さい・・・



以下Ash sack の基本的な製作工程をご紹介します・・・


まずNakedLabo 規格品1点につき...

Ash sack   250×740
Ash sack S  200×580   ...のガラスクロスを必要とします・・・



また作業を進めるにあたり...必ずご用意して頂きたいものが

耐熱性・難燃性のあるミシン糸

・Amazon
https://www.amazon.co.jp/FUJIX-%E3%80%94%E3%83%95%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%80%95-%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%AD%E3%82%93-%E9%9B%A3%E7%87%83%E6%80%A7%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%B3%E7%B3%B8/dp/B002KNMYRM

・フジックス
https://www.fjx.co.jp/product/detail.php?id=89


他メーカーによるものもありますが...

上記のリンク先のものが手に入れやすいと思います・・・



ガラスクロスには素材が持つ独特なハリとコシがあります・・・

固定用に待ち針ではなくクリップをご用意頂くと効率が良いのではと思います・・・



ループは各自ご自由にご検討下さい・・・

皮ひも、各種テープ、細引き等の他...

ループ無しでも十分にAsh sack としてのご利用は可能だと思います・・・

その際は別途口を閉じる方法をご用意下さい・・・



まずは...裁断・・・

画像はAsh sack 用で250×740(mm) で裁断・・・

皆様がイメージする別サイズでの製作の場合は...

新聞紙等を利用し...仕上がりサイズの確認を強くお薦めします・・・







ループ仕様にする際または口を折る返す場合...

ルレット(円盤型)を使用し...

端から17〜18mm内側を押さえることで折り目が付き...作業が容易になります・・・








ここに関しては折り返さず切りっぱなしとし

次の工程に進んでもAsh sackとしてのご利用は可能だと思います・・・




折り目に沿って口を折り返し固定・・・

折り返しの向きをご確認下さい・・・







端から2〜3mm内側を縫い合わせる・・・







縫い始めと縫い終わりの際は...

最低でも10mm以上の幅を確保した返し縫いを必ず行なって下さい・・・

縫い始めから10mm以上縫い進み...

始点に戻り再度縫い進め...

終点で10mm以上戻り...

再度終点へといった作業です・・・

自作時の一番大切な作業だと思っています・・・




端から15mm内側を縫い合わせる(返し縫いを行う)







合わせて固定しながら底面のマチをつくります・・・







Ash sack 50mm
Ash sack S 40mm ...の幅で内側に折り込み固定します・・・

画像はAsh sack ですので...50mmです・・・


折り込み幅は上記をヒントに各自ご検討下さい・・・



ループは長さ約90mmのものを使用しています・・・

ご参考まで・・・







折り込み部にループを均等に差し込み...

25mm外に出し...固定という作業を両側行う・・・









端から4〜5mm内側を縫い合わせる(返し縫いを行う)






この縫製に関しては次に行う工程の保険として行なっています・・・

熱源に近い糸が使用経過により劣化・破損した場合の...

形状維持や安全面を考慮しています・・・

必要性を感じない等...各自のお考えで次の工程にお進み下さい・・・

ミシンをお使いの場合...ミシンによりパワーは様々と想像します...

ゆっくりと縫い進めることをおすすめします・・・




端から10mm内側を縫い合わせる(返し縫いを行う)







本品が熱くなることを想定した持ち手部分にもなります・・・

内容量を圧迫しない程度に...

十分な幅を確保することで安全性が期待できます・・・








基本的な製作工程は以上です・・・


一番簡易的な工程として...

裁断...合わせてマチをつくり...固定...

持ち手部分を確保した位置での縫い合わせ(両側2ヶ所)

といったところでしょうか・・・


ご自身の判断とはなりますが...

これでもAsh sackとして機能するのではと思います・・・



因みに...一例として・・・






画像は...右/ Ash sack S...左/ MYOG・・・

左右同等の内容量ですが...サイズ調整により...

焚火台からのアクセス等...使用感が変わってくるのでは・・・


また...前回も紹介しましたが...

端材で...携帯灰皿...など・・・







ガラスクロスのカット販売に関しての詳細は...

あらためてお知らせさせて頂きますので...

今回は自作する際のヒントにして頂く...

Ash sack 製作工程の公開となります・・・



以上宜しくお願い致します・・・







  

Posted by NakedLabo at 18:39Comments(3)お知らせMYOGAsh sack