2024年02月16日
Thermal Tube

日常的に手にする方も多いだろうペットボトルや缶飲料。
Thermal Tubeはその幅広いサイズのペットボトルや缶飲料の
保冷/保温をアシストします。
両サイドのテープの調整で高さの可変ができ
コードの調整で口を閉じたり飲み口サイズに合わせてフィットさせる事ができます。

(500ml缶)

(350ml缶)

(内容量600mlペットボトル)

(内容量390g缶)

(内容量490mlペットボトル)

(内容量275g缶)

(CB缶)

(個人所有ボトル)
テープ上下にある4カ所のループはカラビナの使用も可能で
コード調整で500ml缶の口を閉じることができます。


コンプレッションシステムを応用した
他に見ない面白いアプローチになったのではと思います。
圧縮することでよりタイトにフィットし一体化します。

何よりコレひとつで...ってとこが...ミソ・・・
オールシーズン使用できるおすすめアイテムです。
(画像はプロトタイプです)
Thermal Tube
サイズ 約7.5cm×7.5cxm×H20cm
約9cm×9cm×H20cm(プラパーツ含む)
重 量 約24g
素 材 Tyvek®︎シルバー/3M Thinsulate™︎/ほか
(個体差がある為目安としてご参考下さい)
2/17(土)17:00〜 オーダー受付開始
受注生産対応
納期1〜3週間程度とさせて頂きます。
(受注状況や製作進捗により流動的です)
NakedLabo オンラインストアよりどうぞ
2023年08月23日
Tyvek®️ Container

製作イメージはFlexible sackとEasy trayを踏襲した別アプローチ。
アルストや固形燃料をスタッキングした湯沸かし用ポットに
カトラリー等の小物とアルファ米やジップロックにパックしたドライフードを
まとめたランチボックス的イメージ...とでもいうか・・・

とはいえ...使い方は人それぞれで
スパイスボックスや小物の整理用
ゴミ箱などスタイルに合わせた利用法は様々。
フリーマジックを合わせ口を閉じての持ち運びや
シルバーの吹き流しを内に折り込んで
アクセスしやすいコンテナにするなど
シチュエーションに合わせた使い方ができるのでは。
使ったモノ/これから使うモノ/身近に置いておきたいモノなどを
手元足元にひとまとめにする利用法はアクセスの面から見ても
スタッフサックとはまた別の使い勝手ではないでしょうか。

fiexible sackにあったカトラリー等の転がりや衛生面を確保するテープループを
Tyvek®️ Containerではバンジーコードで再現しています。
フィールドでは何かと利便性を感じるギミックで
何気ないですが食事後など「あると便利」を感じて頂けるのではないでしょうか。

ボトム/トップ(吹き流し)共にTyvek®️を使用。
ボトムはハードタイプ、トップはソフトタイプのタイベックシルバーです。
耐水性/透湿性のある不織布でシルバー面は輻射熱反射効果もあります。
Tyvek®️は個人的にも好きな素材でNakedLaboでも多く使用していて
使い始めのハリやコシも使い込むことで良い意味でのヨレ感が出てきます。
シワが入り柔らかくなった辺りからが
Tyvek®️独特の風合いを感じられるのでは...と思います。
ボトムプレートにアストロフォイルを使用しています。
底部補強や型崩れ防止の為ですが
鍛造ペグやハンマーなどのケースには不向きですのでご注意下さい。

使用しない時は折り畳んでフラットな収納が可能です。
持ち運びや保管する際もちょっとした隙間があれば...と。

Tyvek®️ Container
サイズ 約H10cm(吹き流し込みは20cm)×W27cm×D15.5cm
約H15cm×W27cm×D1cm(折りたたみ状態)
重 量 約36g
素 材 ハードタイベック/タイベックシルバーほか
受注受付開始
8/24(木)17:00〜
納期
1〜3週間とさせて頂きます。
(受注状況、業務進捗により前後する場合がございます)
NakedLaboオンラインストアよりどうぞ
2023年08月15日
Crossbody Mesh Pocket

メイン素材はポリエステル100%のダブルフェイスメッシュを使用。
身体に面で当たる素材ではなく細かい線で当たるメッシュなので
暑いシーズンでも通気性を確保して蒸れを抑えることができます。

先行して販売したDouble Mesh Packと同様の素材ですが
実際の話、今の暑い時期でもシャツに汗染みが目立つような事は今の所ない。
通気性の期待できないナイロン系のパックを使用していた以前は
身体に当たる部分の汗染みを避けられなかったが・・・
Crossbody Mesh Pocket のデザインは実にシンプルで
特筆するようなギミックはないが
Double Mesh Pack(以下、Packと記載する)同様にボク自身が使うという意味での
「欲しい」をカタチにしたもの。

Packはフィット感を意識して製作しましたが
Crossbody Mesh Pocketはその逆でルーズな感じ。
数多の同様のアイテムに埋もれてしまいそうなほどにシンプルですが
ボクの「欲しい」要素のひとつのメッシュ素材を探して試すよりは
作ってしまえのMYOGが手っ取り早い。
ショルダーテープの付け根部でスナップボタン付きの吹き流しを折る開閉を採用しています。
内容量の可変ができ吹き流しを立てれば
ペットボトルや雑に丸めたソフトシェルの収納も可能な容量は確保しているつもりです。

ショルダーテープの調整はラダーロックの使用を採用している。
Crossbody Mesh Pocketを使用する上で
重いものを収納するという想定はしていないこともあるので
予めご理解頂ければと思います。
ラダーロックには3つのスリットがあるので順番に
テープを差し込み長さを調整して下さい。

1、ラダーロックの爪側のスリットにテープを下から差し込む

2、真ん中のスリットにテープを上から差し込む

3、爪から一番離れたスリットにテープを下から差し込む

4、1で通したスリットにテープを上から差し込む

手順ごとにテープのたるみを取っていく感じで調整して下さい。

2カ所の内ポケットと2カ所のキーループ
スナップボタンとショルダーテープ意外に機能面での付属品はありません。
防水性が必要になればジップロック等を併用して頂くことになるでしょう。
口をコードで絞ればスタッフサックにも...なんてギミックもない。
先述しましたが只々シンプルなプロダクトですが
衣服のポケットのプラスアルファとして手軽に機能するアイテムだと思っています。

Crossbody Mesh Pocket
サイズ 約H17cm×W25cm(ベルト使用最大長さ 約120cm)
吹き流し込み 約H28cm
重 量 約40g
内容量 約2L
素 材 ポリエステル/他
カラー ブラック/ホワイト
受注生産品としての対応となります。
オーダー受付開始
8/15(火)17:00〜
納期は1〜3週間程度になります。
(受注状況、業務進捗状況により前後する場合がございます)
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2023年07月21日
Minimal Wallet Tyvek®︎

ボクも人並みに色々なサイフを使ってきたが
その過程で少なからずココは良いがコレがなぁ...といった
ある種の個人的トレードオフを感じていた。
この手の感覚を全て解消できるとは思わないが
ボク自身の使い勝手に関した「落とし所」の実現は可能だろう。
そして...「探して試す」より「作って試す」ほうが手っ取り早い。
前置きが長くなったが要するにMYOG...
ディテール調整をしつつ1ヶ月弱ほぼ毎日使い続け
過去に抱いた若干のストレスをある程度解消できたかなと感じたのが
今回紹介する個人的使い勝手最優先チューニングのサイフ
「Minimal Wallet Tyvek®︎」
まず、製作するにあたって外せないポイントがいくつかあった。
1、三つ折りや紙幣を折り曲げて収納するタイプにはしない
2、視認性が高く取り出しやすいコインポケット
3、使用頻度の高いカードと低い免許証等のカードを一緒にしない
4、領収書やレシートが入れやすいポケットがある
5、できるだけ少ないアクションで紙幣/カード/コインにアクセスできる
1、に関して
精算機を利用する際の紙幣返却はやはりストレス。
考えられる原因は紙幣に付いたクセ。
ボクが以前使用していたサイフは三つ折りタイプでいわゆるコンパクトタイプ。
精算機に紙幣を入れても返却される事がよくあった。
しかし、Minimal Wallet Tyvek®︎を使うようになって今のところ返却はなし。
(以後、Minimal Wallet Tyvek®︎はMWTと表記する)
タイベックが持つ滑り感もあって紙幣の出し入れもスムーズに感じている。
2、に関して
コインは端数精算時に積極的に使うタイプなので比較的持ち歩く量は少ないほうだと思うが
ある程度の容量は確保しておきたい。
可能な限り深く両端のマチとボトム部に若干のマチを施したので
容量/視認性/取り出しやすさは十分ではと感じている。
個人的にはサイフのゴワつきや厚みが増してしまうので
積極的なコイン使用はオススメしたいところ。

3、に関して
MWTを開いた際に現れる3つのメインポケットのひとつがカード用になるが
サイドからアクセスできるサブポケットにもカードを収納できるポケットを施した。
メイン側は使用頻度の高いカード(2〜3枚収納可能)に使用し
サブ側はそれ以外に携帯するカードに使用するのが良いのではと思う。
個人的にはメインに使用頻度の高いカード2枚
サブは必要に応じたカード等を選択して使用している。
免許証とロードサービスのカードは常時携帯しているが使用頻度はかなり低い。
時には保険証/診察券/メンバーズカード/駐車券/名刺等を携帯することもあるだろうが
コレらも個人的にはその部類なのでサブ側に収納したい。
多くのサイフがカードコーナー的場所を設け
小分けのポケットはあるものの使用頻度関係なくひとくくりにする印象がある。
MWTはあえてサイドからアクセスする場所にサブポケットを設け
見えないように利用するほうが何かとスッキリするように感じる。
なんとなく...見た目にも...ミニマル感を感じられるかな...
滅多に使わないものは見えないのだから・・・

4、に関して
続いてもサブポケットだが紙幣を収納できるサイズなので
各々の使い勝手で紙幣用としての選択肢もあるだろう。
個人的には領収書をもらう機会が多いので領収書やレシート用として製作したスペースとなる。
店舗により領収書も色々で長いレシート状のものだったりしても
1、2回折る程度でストレスなくサブ側に滑り込ませる事ができる。
前述した以前に使用していたサイフでは領収書を紙幣と重ねて収納したり
何重にも折り重ねカードスペースに突っ込んだりということをしていた。
さらに溜まっていくとなおさら出す時入れる時に
ちょっとしたストレスを感じていたがMWTに変えた今では
スムーズに処理ができていると感じている。
5、に関して
前述のサブポケットを紙幣用に設定していないのは
単純に一度開くだけで紙幣/カード/コインにまとめてアクセスできるので
サイフを持つ手のポジションを変えなくても精算が可能になるという理由から・・・
サブポケットを紙幣用に設定したり領収書を入れる場合は
どうしてもアクセスする為の追加となる持ち替えが必要となるが
基本的な精算時の流れは...やはり無駄な動きが少なくスムーズだと思う。

多くの方が、優先する「何か」があり
数多の中からその「何か」を満たすものを選択する。
Minimal Wallet Tyvek®︎にある「何か」はボク個人的な提案ですが
ミニマルとはいえ十分に日常的な普段使いができるものだと思います。
どうぞ、ご検討下さい。

Minimal Wallet Tyvek®︎
サイズ 約10cm×18cm 10cm×9cm(二つ折り)
素 材 Hard Tyvek
重 量 約8g
製造国 日本
オーダー受付後の製作が基本となりますが
在庫状況により即納できる場合もございます。
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2023年05月18日
Double Mesh Pack

EDC(everyday carry)アイテム用に
シルナイロンのサコッシュやパックを長いこと使ってきましたが
いくつか気になっていたことが・・・
特に身体に密着する面の蒸れと片手操作が難しい止水ファスナー。
前者は夏の暑い時期にはシャツに汗染みができるほどで
後者は重い買い物袋を持っている時など
必ずと云っていいほどファスナーに両手を添えてスライドさせ
鍵やスマホの取り出しをしなければならないこと。
Double Mesh Packはこれらを少しでも改善できればと製作しています。
個人使用のMYOGからスタートしていますので
機能面の取捨選択はボクに合わせたもの。
ボクが日々持ち歩くEDCアイテムで濡れてオシャカになるものはほとんどなく
強いて挙げるとすれば車のスマートキー程度なので
これだけ注意していれば防水面に関しては必要ないと判断しています。
開閉に関してもファスナーを排除し
スナップボタンとバンジーコードという
他では見ないギミックを選択しています。
パックを身に付けていれば身体のラインに沿ったテンションがかかり
閉まってはいるが手を入れることができるという使い勝手が可能になり
スナップボタンの操作も指先を使い片手での開閉も難しくはありません。

パックを身体から外した時は口が開いている部分ができますが
基本的にパックを外すシーンは停滞時または自宅となるので
外出時は手元に置いていれば防犯面でも問題ないだろうと判断しています。
使用素材はポリエステル100%のダブルフェイスメッシュ。
ウォッシャブル素材なので手洗いが可能です。


ストレッチ性があり容量もEDCアイテムの収納であれば
必要十分ではないかと思います。
大小の内ポケットがあり大にはスマホや銀行通帳が入り
小には鍵やライター等を入れるのに良いのでは。


500mlペットボトルも入るのでこれからの暑いシーズンは
水分補給対策にもなるでしょう。

毎日のように使い続けて2ヶ月弱になりますが
片手でアクセスできるという些細にも思える日常の使い勝手が
個人的に非常に大きなお気に入りポイントです。
些細すぎて共感して頂ける方がどれだけいるか分かりませんが
ショッピングバッグを片手に郵便受けから郵便物とチラシを取り出し
玄関に向かいながら片手でパック内の鍵を取り出す。
以前であればショッピングバッグと郵便物を持った手を
ファスナーに添えて開け鍵を取り出していましたが・・・
高機能スペックパックの普段使いも良いのですが
今のボクにはこのDouble Mesh Packがベスト。
長い付き合いになりそうです。
本ブログ掲載の画像は全て個人使用のプロトタイプです。
若干の仕様変更がある場合がございますので、予めご了承下さい。
Double Mesh Pack
サイズ 約30cm×14cm(ベルト使用最大幅 約100cm)
重 量 約50g
素 材 ポリエステル/他
容 量 約1.2L
受注生産対応とさせて頂きます。
オーダー受付開始のお知らせは準備が整い次第SNSで行います。
チェックして頂ければ幸いです。
2023年03月06日
Garbage sack

Garbage sack
その名の通りゴミ袋。
しかし、少しでも使い勝手の良いモノにと少々のギミックを加えたゴミ袋。
メイン素材はHard Tyvekでロールトップ仕様。
このGarbage sackの特徴はサイズ設定にあります。
「アイラップ」はご存知でしょうか?

岩谷マテリアルが製造する袋のラップと云われるモノ。
一般的な業務用ポリ袋に比べ丈夫な高密度ポリエチレンで
料理や食材保存ができ電子レンジ使用も可能。
対応温度は−30〜120度でジッパー式保存袋に比べ
コスト面にも優れています。
そして、環境面にも配慮され燃やしても有害な物質を発生しません。
説明が長くなりましたが、Garbage sackは
このアイラップに合わせたサイズ設定になっています。

アイラップをインナーにすることで、
水気の多い生ゴミやタレ/油を含んだペーパー等にも
アウターのHard Tyvekに影響を与えず衛生的に対応でき、
ロールトップでニオイの流出を抑えることができます。

(アイラップを入れたまま口を閉じることができます)
また、Garbage sackはTyvekが持つ独自のハリ/コシがあります。
自立し折り返しても形状維持ができるので高さ可変ができ
ゴミが入れやすく量による高さ調整も簡単です。
使用経過でハリ/コシが取れ柔らかくなりより扱いやすくなっていきます。

アイラップの防水性を利用すればウォータータンクとしても使えるでしょう。
水を溜めて飲料水の確保や焚火のリスク管理として使うのもアイデアのひとつでは...
アイラップのセッティングはシンプルです。
Garbage sackの中にアイラップを入れ
口を数センチ折り返しスナップボタンで留めるだけ。


薄くまとわりつきやすいアイラップが固定され
Garbage sack内へのアクセスがよくなります。
スナップボタンを留めることでできるループを使い
シチュエーションに応じてぶら下げたり
ポールに巻いて固定することで強風に持っていかれるリスクを減らせるでしょう。


(アイラップを2枚使い、2ルーム仕様で)
容量は約3.5L。
バックパック装備で余分なパッケージ/食品トレイ等を
フィールドへ持って出ないスタイルの方には充分な容量では。
レジ袋には無いギミックを持つGarbage sack。
アイデア次第で使い方は色々だと思いますので
アレコレと試して頂ければウレシイです。

Garbage sack
サイズ 約H27cm×W28.5cm×D8cm
重 量 約24g
素 材 Hard Tyvek 他
容 量 約3.5L
期間限定でアイラップを1枚お付けします。
3/8(水)17:00〜 販売開始
納期1週間程度となります、予めご了承下さい。
(業務進捗により前後する場合がございます)
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2023年01月20日
BEER BOX モデルチェンジVer

BEER BOX モデルチェンジVer の紹介です。
Tyvek®︎ シルバーに中綿として3M™️ Thinsulate™️ を封入しています。
Thinsulate ™️(シンサレート)とはマイクロファイバー/ポリエステルの
極細の繊維が複雑に絡み合った高機能中綿素材です。
効果的な断熱媒体の空気をその中に取り込むことで
断熱性/保温性に優れ、衣類/寝具等にも使用される素材です。
断熱性/保温性に優れるとなれば
当然...保冷にも効果的となります。
今回紹介するBEER BOX にはその中でもパッキングを考慮し
圧力による耐久性に優れヘタレにくいハイロフトタイプを使用しています。


この素材を使用することでロフトを確保し
断熱に効果的な空気層を作り出すので
前モデルよりも更に軽量化され断熱性、柔軟性が上がり
取り扱い等も含めた総合的なアップデートが実現できています。

アストロフォイルを使用した旧モデルとの
簡易的な保冷比較を行いましたが
保冷力を落とすことなく同等、それ以上の結果を確認できています。
旧モデルは4mmアストロフォイルのダブルウォール構造で約50g。
ほぼ半分の重量に落としてのこの結果ですので
大幅な進化と考えるのですが...如何でしょうか・・・
下の画像は500ml の水を凍らせたものを使い、室温18〜20℃、15時間後。

サイズは350ml ビア缶2本が入るセッティング。


BEER BOX はアルファ米/ジップロック調理の際の保温コジーとしても使用でき
デジタルガシェットの保護等の使用にも良いでしょう。


おすすめは今までお使いになっていたクーラーバックのインナーとしての使用。
保冷用クーラーを扱うほとんどのメーカーは
無意識のようにアウター使用として製作していると思いますが
BEER BOX はインナー使用に重きを置いて製作しています。
BEER BOX を手にしたユーザーは30g 以下の重量増で
今までお使いのクーラーのボディが
少し膨らむ程度の容積増で済むかもしれないと考えたわけです。
インナーとして使用することでパッキングの際の外圧によるロフト低下を減らし
断熱環境の向上が期待できます。
BEER BOX は柔軟でビア缶2本に合わせたタイトなサイズ設定にしていますので
お持ちのクーラーにスムーズに入れることができ
保冷持続力アップを目的とした最高のインナーになると思っています。

BEER BOX
サイズ 約H195×W190×D75
重 量 約27g
素 材 3M™️ Thinsulate™️ Tyvek®︎ シルバー他
まずは受注生産品としての対応とさせて頂きます。
1/22(日) 17:00 受注受付開始
発送は受付順を基本とした1ヶ月以内を予定しています。
受注枠には限度がございます、予めご了承下さい。
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23,1,28 追記
BEER BOX 500(500ml 缶2本様)を追加しました。
今後はBEER BOX 350/500 の名称で対応致します。
2022年04月13日
BEER BOX テスト
BEER BOX
これからビールが旨いシーズンがやってくる。
どうせなら冷たいヤツをイキたい。
今回NakedLaboが夏に向けて提案しようと考えているアイテムは、
缶ビールの保冷用ボックス「BEER BOX」
アウターにASTRO-FOIL(アストロフォイル)
インナーに片面アルミ蒸着発泡ポリエチレンを使用。
ASTRO-FOILは緩衝材等で使用する
エアキャップの両面をアルミ仕様にしたようなモノ。
建材としても使用され熱反射の「輻射」と
中の空気層による「伝導」にアプローチした断熱材である。
片面アルミ蒸着発泡ポリエチレンは断熱材としてはよく知られているだろう。
簡単に云えば銀マットだが、よくあるペラでは無く
3mm厚のしっかりとしたモノを使用している。
容量はジャスト350ml缶3本になる。
元々そこを目指したタイトなセッティングにしているので、
更にタイトな部分ができるが500ml缶2本の収納も可能である。
因みに500mlペットボトルには対応していない。
350ml缶3本/500ml缶2本分の場合と
ペットボトルを収納する場合では、クリアランスに大きい差が出てくる。
500ml缶2本収納の際にも若干の空間が生まれるが、
ペットボトル対応にした場合の比ではない。
空気層は断熱を考慮する際に重要な要素のひとつではあるが、
ペットボトル対応にしたことで生まれる空間は、
「対流」を生み出すリスクを孕んでいるとボクは考える。
BEER BOXは「対流」のリスクを減らし、
「輻射」「伝導」にアプローチしようと考えたアイテムなので、
缶ビールに振り切った仕様になっている。
それに...
ボクが飲みたいのはソフトドリンクではなく、
BEER...ですから・・・
BEER BOX単体使用で500mlの氷/室内温度24度/12時間後でも
しっかりと氷の存在を確認できる程度の保冷力はあるが、
本来Beer Boxは、お使いのクーラーと合わせて使用する
保冷用ブースターとして製作している。

(BEER BOX単体使用での12時間後の氷の状態)
アウトドアショップで手に入る350ml缶3本分のソフトクーラーや
ホームセンターで手に入る350ml缶6本分のお手軽クーラーに限らず、
お手元にあるクーラーと合わせて使うことで
その保冷力の向上が期待できるだろう。
自宅にある一般的と云えるホムセンクーラーでテストをしてみた。
室内温度25度の環境で、
クーラー内をBEER BOXで2ルームにして、
それぞれに500mlの氷を入れ状態を比較してみたい。

(500mlの氷)

(BEER BOX内と外に氷を入れる)
ちょっとその前に先程の
BEER BOX単体使用で500mlの氷/室内温度24度/12時間後の
氷の状態をあらためて確認して頂きたい。
またひとつの比較対象になるだろう。
それでは同じ12時間後の状態が以下の通りです。

(左がBEER BOX内の氷)
画像では判断しにくいがBEER BOX内の氷(左)は、
ジップロックの底側にも存在している。
考慮するべき諸条件はあるだろうが、
BEER BOX内の氷の多くは溶けずに残り、
保冷力をホムセンクーラーに頼った氷の多くは溶けてしまっている。
因みに24時間後は・・・

(左がBEER BOX内の氷)
BEER BOX内の氷(左)はしっかりと確認できるが、
右は完全に水。
残った氷の大きさは、単体使用12時間後に近い感じだろうか。
若干大きい感じもするが・・・
シンプルなテストですが、
BEER BOXの持つポテンシャルは感じて頂けるのでは・・・
重複するがBEER BOX単体使用も良いがお薦めするのは、
やはりブースターとしての使用。
これからのシーズン、
クーラーボックスを使用する機会も増えてくるでしょう。
BEER BOXは保冷力アップをアシストするアイテムです。
なお画像にあるBEER BOXはテスト用プロトタイプです。
今後若干の仕様変更があります、予めご了承下さい。
今回はBEER BOXのスペック面に重点を置いての紹介とさせて頂いた。
少し調整したい箇所もある為、実物の画像は少し控えています。
ご理解下さい。
今月中のリリースを目指して準備中です。
またあらためてお知らせします。
2022年03月30日
Flexible sack

Flexible sack(フレキシブルサック)
透湿防水性を有するHard Tyvekを使用したシンプルな袋。
何かの道具にフォーカスした仕様でも無いし、
特別なギミックがあるわけでも無いが、
ボクなりに融通が利くと考える使い勝手を提案したいと思う。



コンセプトにしたのは「とりあえず」というワード。
身の廻りのスペースを侵食する細々(こまごま)とした
必要とする道具やあると便利的もの...食材やその他の物。
手元に置いておきたいからとりあえずココへ...
後でまた使うからとりあえずココへ...
散乱しがちなアレやコレやをとりあえずココへ...等・・・
flexible sackを都合の良いココとして使って頂ければと考える。




好きなものを入れて...フィールドに持ち出し...手元に置く...
空になれば小さく折り畳んで持ち帰れば良い。
高さを調整できるので、
ボトル系の比較的背の高いものにも対応し、
また視認性を高くする為に浅いセッティングも可能だ。
マチも120mmと広めに確保しているので安定性も良い。
ゴミ入れに特化しての使用も良いかもしれない。



Hard Tyvekは使用経過で柔らかくなるが、
素材の持つ耐久性は鋭利なものや金属系の重いもの等に
使用しなければ十分だろう。
Flexible sackは基本的にソロを想定し、
置いて使うことを前提としている為、
持ち手等の無いボクなりの引き算をしたセッティングになっている。

ただのTyvek製の袋ではあるが、
手持ちのスタッフサックの一つをFlexible sackに換えることで、
少なくともスタッフサックには無い使い方ができるのでは・・・
Flexible sack
サイズ H235×W300×D120
材 質 Hard Tyvek
重 量 19g
製造国 日本
4月上旬リリース予定
また、あらためてお知らせします。
2022年03月17日
Compact heater Large

現在Webストア上にあるCompact heaterは外寸で75Φ。
今回紹介するCompact heater Large(以下、Largeとする)は、
それを大きく上回る外寸100Φ仕様となる。
サイズ的にコンパクトと謳うには...ギリ...というとこだろうか・・・


このボリュームアップによるメリットは
大きく二つ挙げられると思っている。
一つは、体感の向上。
Compact heaterとLargeのボリューム差が
体感できる暖かさにどういった影響を与えるかは
想像に易いのではないかと思う。
テスト期間中のある日にボクはこうツイートした。
「ボクの手にある小さなモンスターが羽化を始めている・・・
大いなる力を放つとんでもないモンスターへと・・・」
その熱量をどう表現するのがいいのか・・・
圧倒的...というか...パワフル...というか...
暴力的とさえ感じるレベル。
テストでの初火入れの際の予想を上回る驚きを今でも思い出す。
もう一つは、対応できる機種に拡がりができたこと。
Compact heaterで対応できなかった、もしくは、
対応しづらかった機種に幅広くアプローチできたのではないかと思う。
今まで五徳幅が広く載せることさえできなかったり、
バーナーヘッドのタイプも内炎式/外炎式、
またサイズの大小にも大幅にカバーできるようになったのではと思う。

P-153(外炎式バーナー)使用イメージ

ST-310(内炎式バーナー)使用イメージ
さて、デメリットを考えるならこのサイズアップによる
装備への圧迫、ガス使用量増といったところだろうか。
この点に関しての是非には各々捉え方があると想像するが、
先程も述べましたが、Largeの放つ熱量はCompact heaterとは
比較にならないレベルで向上しています。
それに伴うトレードオフはあるにせよ、
それらを上回るメリットを感じて頂けると思っています。
Largeの重量は、約50g。
参考までに今までのCompact heaterシリーズで
一番重かったのは、EXTRAの約47g。
モデルチェンジしたCompact heaterは約32g。
約50gで獲得できる熱量を鑑みれば、
この重量増は十分に許容範囲であると個人的には思うのですが。

テストは、内炎式のST-310と外炎式のP-153を使用。
燃焼時間は80時間超、OD缶はCB缶からの詰め替えで使用。
モデルチェンジしたCompact heater紹介時にも述べたが、
あらためてRadial Petals構造(放射状の花びら)の良さを感じた。
火の入りがよく効率良い輻射熱への熱変換が実現できていると思う。
立ち上がりが早く、コイル構造に比べ煤発生量が圧倒的に少ない。
使用時間目安は250gCB缶/ST-310使用時で約2時間、
Compact heaterで約3時間なのだがこの差の判断はお任せする。
推奨する火力はヒーターから炎が溢れ出ない程度の火力となるが、
Largeの熱量を考慮すれば、抑え気味の使用でも
十分ではないかと想像する。
Compact heaterに比べ火力調整幅に拡がりができたことで生まれた
火力調整のバリエーションは使用環境に合わせた調整で
コスパの良し悪しの判断は難しいものと考える。
是非、輻射熱効果の向上/安全性確保の為の周辺環境の準備を整えて欲しい。
もしかしたら、リフレクター併用時には火力を下げてしまうかも...(笑
重複するが幅広いモデルに対応しつつ、
このパワフルで...圧倒的な熱量を放つCompact heater Largeは、
秋・冬・春のキャンプスタイルに一石を投じるだけのパワーを持つ
実践的道具になったのではと思う。
ご使用にあたりCompact heater同様の
火傷
火災
一酸化炭素中毒
ガス缶のオーバーヒート
プラスチックパーツ溶解...等の危険性を十分にご理解下さい。
特にOD缶ご使用の場合は、輻射熱対策をご準備下さい。
NakedLaboでは、Heat shieldをお勧めしています。
本ブログまたNakedLaboオンラインストアでご確認下さい。
また、HP内にメンテナンスサービスもございます。
Compact heaterのメンテナンスに関してのご相談を承っております。
ご確認下さい。

Compact heater Large
サイズ 約100×100×H45
重 量 約50g
材 質 ステンレス
付属品 アクリルケース
製造国 日本
冬が終わり春の気配を感じるこの時期のリリースは
タイミング的にどうだろうか...と思ったが、
この早い段階での展開はある種の転売対策に繋がるのでは...と。
皆様の手に渡る頃は、すでに暖かい陽気になっているだろう。
しかし、手にした方はわずか30秒で構わないので
是非火を入れて頂き
Largeのパフォーマンスを一度体感して欲しい。
やがて巡り来る寒さを
待ち焦がれてしまう位のアイテムだと思っています。
Compact heaterシリーズは、
ひとつひとつ調整を加えながら製作する
大量生産のできないハンドメイド製品です。
納期までお時間を頂きますが、
予約受注販売とさせて頂きます。
3/19(土)17:00〜 予約受注受付開始
受付順を基本に製造ロットごとの発送で、
ご注文後1ヶ月〜3ヶ月程度とさせて頂きます。
(業務進捗及び予約状況により前後する場合がございます)
NakedLabo オンラインストア
お早めの確保をお勧めします...ホント、スゴイデスカラ・・・(笑