2022年05月11日
TAKIBI Sheet

焚火シートの使用は、ここ数年で定着しつつあるスタイルだろう。
多くの方が知るアイテムなので今更記す必要も無いが、
フィールド保護や撤収時の簡略化が期待できる。
NakedLaboでは焚火後の灰処理用として
Ash sackというアイテムを開発/製造/販売をしているが、
焚火シートを使い灰や炭のかけらを流し込む際にも
非常に便利なシートになる。

(画像のシートはTAKIBI Sheetではありません)
使用素材は、炭化繊維織物に両面シリコンコーティングを施している。
Ash sackと同じ JIS A 1323 A種 試験合格品で、
防炎登録 No.CO 030016 というモノ。

因みに、JIS A 1323 A種 試験とは
鋼板の厚さ 9.0mm
切断速度 50cm/分
酸素圧力 2.5kg/㎠
上記の条件で発生する溶断火花により発炎、
及び防火上有害な貫通孔が無いこと...となる。
このTAKIBI Sheetで使用する素材は、
実際に溶接現場でも使用実績のある
溶接/溶断火花受けシートとして製造されたものである。

(コーティングによる撥水性もあるので、濡れた際の乾燥も早い)
サイズは3サイズ展開となり、以下の通り。
S 300×300(72g) 収納時 160×140
M 500×500(196g) 収納時 175×210
L 600×1000(465g) 収納時 270×230
Tyvek収納袋付き
(上記数字は目安となります)

(S/M/Lのサイズ感)

(S/M/Lの収納時)
注意して頂きたいのは、灰や火の粉を受けるシートとして製作しており、
断熱を目的としたアイテムでは無いこと。
また、全ての耐熱素材に云えることだが、消耗品であること。
よく連続使用可能温度1000度などと記すアイテムもあるが、
仮に範囲内の900度台の環境下で使用していても
物性劣化は確実に進んでいる。
ハードな12R判定試合をこなしたボクサーの如く、
倒れてはいないがダメージの蓄積は否めない。
ボクサーであれば数ヶ月のインターバルで更に試合に臨めるが、
シートであればダメージの回復は望めない。
高温帯での使用で物性劣化の無い耐熱シートは存在しないだろう。
消耗品として割り切った使い方はユーザーの判断だが、
火床とシートとの間にはしっかりとした間隔、
または、それぞれのスタイルに合わせた何かしらのアイデアが必要だろう。
初回のみ期間限定での受注受付とさせて頂き、
それ以降は不定期在庫更新を予定しています。
受注期間 5/13(金)17:00 〜 5/15(日)〜20:00
(受注予定数に達し次第終了とさせて頂きます)
5/23(月)より順次発送予定
(業務進捗により前後する場合がございます)
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