2022年06月23日
蚊取り線香スタンド
ここ数週間、時間を作っては蚊取り線香スタンドの
試作/テストを繰り返していた。
一巻ではなく、折って使うことを前提として、
軽量であること。
コンパクトに携帯できること。
灰受けがあること(設置場所を問わないこと)。
線香の火(煙)を絶やすことなく、継続できること。
以上を意識しミニマムアイテムを目指しデザインしてみた。
素材はAsh sackで使用するガラスクロス仕様。
独自のギミックで従来の蚊遣りアイテムとの差別化も図ったつもりなので
NakedLaboだからこそできる提案になったのではないかと思う。
13gと非常に軽く、組立展開も2Dから3Dでのイメージで
裏返し・差し込み・整えるという3アクション。
携帯する際、灰やヤニ等で汚れる箇所は「合わせ」となり、
パッキング時の汚れ移りを抑えることができるだろう。
(組立前のサイズ 80×130)
(裏返す)
(裏返した状態)
(スリットに差し込み両端のセンターに窪みを付けるように整える)
(組立時サイズ 80×110×H40)
灰受けは非常に重要なポイントと捉え、
サイズ感を含めたディテール調整は時間をかけた。
というより時間がかかった...と云うべきか。
灰がこぼれ落ちても良いという前提にすれば、
ミニマムアイテムとして更に尖ったアプローチもあるだろうが、
グランドシートの上やローテーブルの上など、
またフィールドに限らず置き場所を問わない
1ピースアイテムとして成立させたかった。
線香固定部の2穴は肉抜きということでは無く、
線香の火を絶やさないように、
また煙の量を増やすtipsとなる。
1穴を使用し残り僅かになったところで隣の穴に別の線香をセットすることで、
煙を絶やすことない使用ができるだろう。
また2穴使用で線香の長さに差を付けるなどで
煙の量を増やすことも可能だ。
その際も先に消えた方の穴に新しい線香をセットすることで
煙を絶やすことなく継続した使用が可能となる。
この2穴仕様は使い方の幅も若干拡がるのではないだろうか。
(立ち消えなく最後まで燃やすことも可能です)
注意が必要なのは、蚊取り線香の種類。
蚊取り線香スタンドは、森林香や金鳥太巻などの
太巻タイプに合わせたセッティングになっています。
昔ながらの定番タイプでは細い為に安定した固定が難しいです。
灰受け面を調整し固定穴のサイズを小さくすることで
対応出来なくはないですが推奨できる使い方では無いので、
予めご了承下さい。
(灰で汚れた面は合わせとなるのでパッキング時の汚れ移りを抑える)
(負担の少ないコンパクトな携帯が可能)
蚊取り線香スタンド
サイズ 80×110×H40(組立時)
80×130(組立前)
重 量 13g
素 材 ガラスクロス(両面シリコーンコーティング)JIS A種合格品
6/25(土)17:00 リリース予定
7月中旬〜 順次発送予定のオーダー受付とさせて頂きます。
(業務進捗により前後する場合がございます)
NakedLaboオンラインストアよりどうぞ