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Posted by naturum at

2019年03月26日

Extension plate prototype





Extension plate (エクステンションプレート)

コンセプトは「固形燃料から焚火まで」

風防・リフレクターとして使用することで

風に影響を受けやすいアルストや固形燃料をはじめ

分離型ストーブ・ウッドストーブ・焚火台等の

・風対策
・安定燃焼
・遮熱/熱反射
・輻射熱による加熱
・周囲への安全性向上など 期待できます。


1Pサイズが150mm×150mm×0.1mmとサイズも非常にコンパクトながら

拡張ギミックを取り入れたプレートを組み合わせることで

幅広いサイズへのセッティングが容易になり一枚板として使用することが可能です。

sus304H(バネ材)の0.1mm厚を使用していますのでパンチによる穴あけもでき

ご自分のセッティングに合わせた加工も簡単です。(切れ味は落ちますが)

MYOG素材として利用してオリジナルのウッドストーブを

製作してみるのもいいかもしれません。











プレートの接続方法は2種類でそれぞれスリットに差し込む方法を取り入れています。

どちらも直感的に接続可能なギミックですので難しくないでしょう。

プレートにRを付けないセッティングは云わばペラペラですので

風の無い環境でしたら問題無いですが

やはりRを付けたほうがプレートにテンションがかかり

剛性が増すうえ、安定性も向上するので無難ではないでしょうか。

画像はあくまでも基本的なセッティングですので

プレートを拡張していけばより大きいサイズに対応していきます。

そして、少し工夫してひと手間かけることでセッティングの幅が広がります。










画像は0.8mm (だったかな?) のステンレスワイヤーと

アルミのオーバルスリーブを使ったセッティング例です。

僅かなことですがシェラカップやクッカーとハンドルの関係も色々ですので

これでしたら容易に干渉を回避できるのではと思います。

これは基本的に風の影響の少ない環境でのセッティングになるでしょうか。

また、ST-310に関してはCompact heater Ⅱとの相性も良く

幅広い方々に利用されている名器ですが

フォルムとして考えると案外特殊なのではと思います。

どうしても調整つまみを正面に向けるには

背面に突き出るCB缶用の開口が必要になってきますが

わずか0.1mm厚ですので穴を開けた場合

Rを付けたセッティングでも非常に不安定なものになってしまいます。

これに関しては残念ですが・・・


例として6P使用していますが、すべてをつないでRを付けテンションをかけることで

一枚板としての利用が可能です。








小さなウッドストーブから大きい焚火台と幅広いサイズやデザイン関係なく

リフレクターとして利用することができ、その熱反射効果は非常に大きいものです。

焚火をするときリフレクターを使用したことのある方は

おそらくソロの方が多いのではないでしょうか。

素材が違うにしてもブッシュクラフトでの木や

比較的火の粉に強いコットン系のものなどを見かけますが

金属の熱反射はまたそれとは別物です。








ボク個人的には今まで同素材(ステンバネ材)の一枚ものを使ってきました。

初めて使ったときのちょっとした驚きは「オォ~」と声を漏らすほどでしたが

漠然ともう少しコンパクトになればなんて思いも持ち続けていました。

Extennsion plate だったら背面ポケットに滑り込ませることも可能です。

理屈では無限に繋げていくことができます...(笑

それは大袈裟にしろ仮に10P使用したとしても

収納時の厚さはわずか1mmです...これも理屈ですが・・・


ある程度の枚数を重ねて地面から立ち上げる方法もありますが

枝などを使い、浮かせた状態でのセッティングであれば

枚数も少なく縦横へのサイズ可変に対応できるでしょう。

曲がりの少ない枝の確保やプレートとの接続方法など

そこそこクリアしなければならないハードルもありますが

ほぼすべての焚火シーンにおいてこのセッティングは有効ではないでしょうか。

輻射熱効果を得るだけでなく風の影響を緩和して

周囲への安全性を高めるのもひとつ考え方だと思います。








NakedLabo のプロダクトにはボク自身のスタイルや考えが反映されていきます。

それは当然であり、またそうでなければ意味の無いものだとも思っています。

周囲の顔を窺いボク自身が愉しみを感じないものを作ってもしょうがないですから・・・

削ぎ落したシンプルギアを使いこなそうとする実践的・実験的マインドやアイデアは

ネットを網羅する「映えた」ものよりもボクには魅力的に感じます。



(クリップを使うのも一つの方法)


サイズ感など何かに特化する傾向にあるUL的チタンホイルや

安価でサイズ展開はあるものの少し「大は小を兼ねる」感のある

折り畳み式とはまた違ったひとつの提案です。