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Posted by naturum at

2019年03月28日

Extension plate 焚火用セッティングについて




「固形燃料から焚火まで」をコンセプトに製作したExtension plate ・・・

焚火での使用例を少し紹介していきます。

できるだけイメージしやすいよう倉庫から「焚火台 M」を引っ張り出してきました。

広げたのはほぼ6年ぶりでしょうか・・・

ラボとしてアップする写真のなかに

他社の焚火ギアを使うなんてのは...おそらくはじめてでしょう・・・(笑







サイズ感や使用イメージもつかみやすいのでは・・・

セッティングに使用しているポールは

MYOGによるアルミポール・・・

これはあとで解説していきます。






現在リリースを視野に入れ温めているPFP(ポータブルファイヤーピット)でのセッティング・・・

40~45cmクラスの薪が使えるサイズ感ながら

収納サイズは約B5程度・・・

現在重量は500g を少しオーバーしていますが400g 台まで落とす予定・・・

このセッティングで必要な一式はこれだけで済みます・・・
(このあとのNakedStoveとほぼ同程度)

ペグまたは右のExtension plate (150×150mm) でサイズ感がわかるのでは・・・

ペグはポールを固定する下穴用です。





続いてNakedStoveでのセッティング・・・

Extension plate の高さもスムーズに調整できます・・・

先程より短いポールを使っています・・・

小さい焚火台やウッドストーブ用でこれもまた同じ仕様・・・







ちなみにStove-C for backpackers では...





地面につけたセッティングで固定はチタンペグ







今回の撮影でつかったExtension plare 固定用3種類

左から...焚火台用...高さの無い焚火台やウッドストーブ用...直置き用・・・






ここからこのセッティングに必要なものを説明していきます。

ちなみにこれはボク個人のアイデアですので

皆様にはそれぞれのアイデアがあると思います。

あくまでもご参考程度で・・・



まず、必要なものをすべて書き出してみます。

・お使いになる焚火ギアのサイズメモ
・スケール
・サンドペーパー
・穴あけパンチ(二穴でも構いませんが穴あけ位置によっては一穴が必要)
・アルミパイプ 6Φ 2M
・アルミパイプをカットできるもの(ホムセンで頼むのも良し)
・ステンレスWリング 0.8×8

以下、パイプエンドの処理用ですがあくまでご参考まで
・アルミパイプ径にあわせたアルミ平リベット
・JBウェルド(2液接着剤)(ホムセンに代替品があるかも)

と以上です。

ほとんどがホームセンターで揃えられるのではないでしょうか。



次に、任意の場所にパンチでの穴あけをします。

横並びに二つ穴を開けますが、大事なのは7mmという間隔。

ポールをホールドする強さにかかわってきますので非常に大切な作業です。

穴を開けたらWリングを通します。

写真をご参考下さい。





最後にアルミポールです。

サイズメモを参考にしながら

地面に差し込む長さ+焚火ギアの高さ+プレートの高さ(15cm)+あそびとなる長さ を

イメージしてポールの長さを算出します。

プレートの高さは二段にすれば30cmになりますが

プレートに重なる部分ができますのでそれより短くなります(27cm程度)

サイズが決まればカット。

サンドペーパーでカット部分のバリ取りと接着部の目荒らしをしたあと

JBウェルドで平リベットを接着。

その際、熱によりパイプ内気圧に変化があるかもしれないので

ごく一部接着剤を付けないところがあっても良いと思います。

おそらく全体の作業の中でここが一番難しいかもしれません。

瞬間接着剤のようにすぐに固定できませんので・・・

24時間後の完全硬化ができたらリングに差し込みます。

スムーズな抜き差しとリングとプレートによる適度なホールド感を実感できるのでは・・・








以上、Extension plate の焚火用セッティングの一例ですが

このギミックで幅広い焚火ギアに対応できるのではと思っています・・・