2023年01月08日
Tyvek®︎ Reflective skirt 着用を続けて...

Tyvek®︎ Reflective skirt は、昨年の1月下旬に自分用にと作ったもの。
それから寒さを感じる時期は就寝時も含めほぼ毎日のように着用し
それは現在も続いている。
ギアレビューではないが
作った本人...着続けた本人が感じたことを参考にして頂ければと思います。
まずは、やはり軽い。
さすがに「着けているのを忘れる」というのは大袈裟だがストレスにはならない。
使い始めはTyvekにもソフトタイプとはいえ張りがあるので
衣擦れ程度のわずかな音はするが夜のキャンプサイトで敏感になるようなものではない。
使用経過でどんどん柔らかくなり音もしなくなる。
普段の歩き/屈伸/腰掛け/あぐら/片膝を立てる等の
一連の動きが着脱無しでスムーズに行える事は
DCFの巻きスカートや厚手のブランケットにはないメリットに感じる。
しかし、あぐら/片膝を立てる行為は体格による個人差があり
サイズ的にできる人できない人がいることは否めないが
多くの方は着用したままのテントやシェルターの出入りも楽に行えるだろう。
ちなみにボクは、身長175cm 体重65kg...
動きの面で云えば膝上げに若干の難あり...というところだろうか。
ある程度は膝を上げることはできるが、
支える足のふくらはぎやひざ裏にスカート裾が当たり突っ張り感を感じてしまう。
しかし、Tyvek®︎ Reflective skirt は行動時の着用というよりは
停滞時の着用を意識したデザインをしているので想定内の制限ではある。
若干面倒臭いのはポケッタブル収納とトイレか・・・
畳んで収納といったことを推奨としているが
ボクの場合は毎日のように着用しているので収納する機会も少ないが
片付ける場合はダウンシュラフのようにクシャクシャで収納している。
しかし、パッキングの際は畳んだ方がコンパクトになるので
やはり畳んでの収納を面倒臭くてもお薦めする。
トイレに関しては致し方ない事だが、
あらためて女性の方は気遣うことも多いのだな...と感じる。
Tyvek®︎ Reflective skirt は熱反射が期待できるシルバー仕様。
透湿性があり防水性もあるのでレインスカートとしても機能する。
メーカー表記で「防水性」とあるのであえて「防水性」と書きましたが
濡れた地面に座れば水は染み込みます。
こういった圧着がなく水が掛かるだけであれば機能的に水を防ぎます。
Tyvekは洗濯が不向きとされているので食事の際のシミ汚れには注意したいところ...
どうしてもという場合は、洗剤を含ませた濡れ布巾でのシミ取りや
洗剤を溶かした水で押し洗いというところか。
シミ取りはあるが押し洗いはまだ未経験...
熱反射効果はポカポカというよりはじんわりに近い感覚。
スカートがカバーしていない膝下の冷気を敏感に感じ、
「あぁ...スカートはちゃんと機能してるンだな」と
逆説的な回路で確認するという面白い感じ方をすることも...
スカートを着けることで風を防ぎ湿度を上げるので
保温のメカニズムは熱反射効果を含め複合的なもの。
また、気温/湿度/風等の外的要因も関係することを
予め理解しておくことは必要でしょう。
スカートタイプなので保温ポイントを変えることができる。
就寝時に肩回りの冷えが気になればスカートのウエストを絞って
ポンチョのように被ってもいいだろう。
ボクの場合は胸辺りまで引き上げ腹/腰/尻をカバーして寝ている。
スカート裾センターにスナップボタンを付けました。
このボタン一つでスカート内の保温をアシストしつつ
個人差はあるが、先述の一連の行動にも干渉しないので効果的に機能するでしょう。
特に椅子に腰掛ける際に足を開きがちな男性には有効に働くでしょう。
スカート裾の拡がりを制限し包み込みをアップします。

色々と箇条書き的に書いてきましたが、参考になったでしょうか...
Tyvek®︎ Reflective skirt はフィールドだけでなくご自宅で過ごされる際にも
十分にお薦めできるアイテムだと思います。
ボクもこの約90gの軽さと薄いながらも機能的に働くスカートを
これからも使い続けるでしょう。
今までの防寒対策にプラスするブースター的アイテムとして
ご検討頂ければ嬉しいです。
受注生産で受け付けています。
NakedLabo オンラインストア よりどうぞ。