2018年07月25日
カグツチノイス 大切なお知らせ
今回リリースしたカグツチノイス。
今までの常識にない革新的方向性を模索して、
カーボン×ステンレスのHybrid Stove として製作してきました。
そして、そのカグツチノイスは通常販売としてのリリースでしたが、
カグツチノイスは今回限りの、数量限定での販売に変更したいと思います。
理由のひとつとして、避けられない価格設定があるのですが、
このカーボン素材を大気中でストーブ利用できるものにする為に、
メーカーにアドバイスを頂きながら模索してきました。
しかし、現時点では金属でサンドする方法しか見当たらない状況です。
過去カーボン業界もコーティング等を模索してきたようですが、
コーティング剤との熱膨張差等の理由になかなか実現には至っていないようです。
正直カグツチノイスの場合、カーボンに耐酸化処理を施さなくてもステンレスを使うことで
ストーブ使用は可能であるとテストで確認しています。
耐酸化処理を施さなくても十分に使えるレベルではあるのです。
しかし、火器として使う以上、確実なスペック向上に繋がるのであればと思い
処理を選択しています。
さらに、カーボンの原価、そして単純に1パーツにつき×3のパーツ取りが
必要となってくるので価格も必然的に高くなってしまいます。
カーボン業界の飛躍的技術開発を期待するか・・・
もしくは今回採用した方法以外でコストダウンできるものを考えるか・・・
NakedLabo としても時間をかけ必死に取り組んできたプロダクトですので、
お蔵入りにするのを躊躇してしまいました。
カーボン利用は製品が大きくなればなるほど金属との優位性が際立ってきます。
通常の薪サイズの焚火が可能なものを想像すれば、
耐久性がありながら驚くほどの軽量化も可能なのにと、非常に残念な思いです。
価格だけの問題ではないでしょうが、コスト高は一つの大きな要因だと思っています。
NakedLabo は海外への販売は行っていませんので、
実質日本国内のみでの限定40台販売とさせて頂きます。
前にも書きましたが、カーボン素材は世界的在庫不足のとのことです。
発送予定は12月、遅くても来年1月が最短となり逆算して発注するとなれば
今回の予約受注期間がリミットとなってしまいます。
リリース後まだ数日しか経っていない状況での変更でご迷惑をお掛けしますが、
予約受注受付期間を考慮して決断させて頂きました。
今後この世界的にも類を見ない方向性が開拓されていくのかわかりませんが、
カグツチノイスとしての試みは非常に意義のあるチャレンジだったと思います。
この先カーボンを使用したストーブが出てくるのか疑問ですが、
資本のある大手さんが本腰を入れて取り組めば可能性があるのかもしれません・・・
とはいえ、NakedLabo では今後も可能性を模索し続けていくつもりです。
下記の通り変更させて頂きました、ご確認ください。
予約受注受付期間 〜8/5(日)
限定40台
発送予定時期 12月下旬〜1月上旬
※ カーボン納期により早まる可能性は十分にあります。
宜しくお願い致します。
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