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2019年07月03日

Ash sack...焚火マナー向上を願う者のひとりとして

Ash sack...焚火マナー向上を願う者のひとりとして



焚火やBBQに関するマナー問題は今に始まったことではありませんので

これを読まれる方の多くは幾度となく見聞きしたことがあると思います。

特に炭化した薪や木炭、ゴミの廃棄・放置は管理者側にとって大きい問題でしょうし、

利用者側としてもそれを目の当たりにすることは決して気持ちの良いものでは無いと思います。

自治体により若干の差はあっても条例には火を起こせる条件は明記されていますし、

例外とされる条件もまた明記されています。

おそらく火を起こせる施設・環境において

「終わったらどうぞそのままでお帰り下さい」というところは無いでしょうから、

それぞれに定められたルールに従い行うといったことになると思いますし、

それ以外の場所ではさらに謙虚な立場で安全と環境を考慮したモラルが重要となってくるでしょう。



土に埋めるといった最終的な処理方法を肯定する方もいれば否定する方もいますし、

いろいろな知識や情報を持った上での様々な考え方はあって当然だと思いますが、

さすがにそのままほったらかして帰っちゃうってのは・・・。

仮にそこがボクの所有している土地ならばほったらかしなんてのは当然論外と云える行為ですが、

土に埋めるのも勘弁してほしいものです。

灰だったら土の栄養にもなるし...なんてのは大きなお世話で土質のことなんか考えなくていいから

きれいに跡を残さず全て持ち帰ってくれと云うでしょう。


Ash sack...焚火マナー向上を願う者のひとりとして

Ash sack...焚火マナー向上を願う者のひとりとして

Ash sack...焚火マナー向上を願う者のひとりとして

Ash sack...焚火マナー向上を願う者のひとりとして



このAsh sack は、処理できる環境が整っていればそこで処理させてもらい、

それ以外であれば全て持ち帰り適切に処理するというスタンスの上で製作しています。

ガラスクロスにシリコーンコーティングを施した耐熱クロスを難燃アラミド糸で縫製。

しなやかで耐候性・撥水性がある上、

耐熱・難燃クロスにありがちなチクチク感もなく、敏感肌の方でも気にせず扱える素材です。


Ash sack...焚火マナー向上を願う者のひとりとして

Ash sack...焚火マナー向上を願う者のひとりとして




シリコーンコーティングは約250℃で劣化が始まりますが、

生機(きばた)となるガラスクロスの溶融温度は約860℃。

クロスの全成分が溶融する温度は1200~1400℃と云われています。

この素材のスペックは、数年前にYouTube にアップしていますので

そちらを確認して頂けばその耐熱レベルが解かって頂けると思います。






あくまでボク個人の認識として、

よく目にする耐熱温度と云う表記は曖昧な部分を否定できないので、

数字云々というより実践的検証はその素材に対する理解度を高めてくれます。

動画ではキンキンに焼けた木炭をクロスで包み

強制的に消火を促して一晩置いたものを拡げて確認しています。

高温に晒されたあとでも柔軟性を保ち撥水効果も維持できています。

どのメーカーのものであれ耐熱クロスは消耗品ですので、

こんなタフな使い方をしていれば必要以上に劣化を早めてしまいますが、

完全消火に至らず手をかざし微かな熱を感じる程度のものであっても、

長く使っていけるレベルの素材であると思います。



このAsh sack は少々水を含んだものも入れることができます。

縫製部にシーム処理をしていないのでバケツのように水を溜めるようなことはできませんが、

消火の際に水を使ったものや雨水を含んだものにも対応できます。

ドロドロになったものは扱いも厄介ですので、

個人的には消火の際に水は使いたくないですが、

クロス繊維の中に灰が入り込むこともなく、

サッと水に流すだけでsack 内をキレイにできるのは何気ない大きいメリットです。



レジ袋等を使っての灰や炭の持ち帰りに不安を感じたことはありませんか?

実際ボクも持ち帰る際はレジ袋を使ってきました。

しかし、Ash sack を使うことで、

しっかり消火したつもりだが、埋火が残っていたらどうしよう...

などといった万が一の不安は解消されます。

仮に少々熱を持った状態でも内部の空気を抜き、

口を折り曲げ酸素をカットすることで完全消化を促します。

消壺やペンキ缶などを携帯できれば何も問題ありませんが、

コンパクトな装備でのキャンプを実践している方、

または、されようとしている方には大変な負担。

Ash sack はその負担をできる限り減らしつつ、扱いやすいものを目指しています。


Ash sack...焚火マナー向上を願う者のひとりとして

Ash sack...焚火マナー向上を願う者のひとりとして

Ash sack...焚火マナー向上を願う者のひとりとして



まだ試作・テスト段階ですが、焚火マナー向上を願う者のひとりとして製品化できればと・・・。

概ねこんな感じですが、いろいろな状況を想定しプラパーツは避けていますので、

お手持ちのカラビナ等を用意して頂く仕様になります。

焚火後の灰や炭の携帯用、消火用にとどちらにも使え、

負担の少ない持ち出しができるAsh sack...


Ash sack は焚火シーンにおいてフィールドに謙虚に向き合いつつ、

後味の良い撤収を実現できるアイテムになるのではと思っています。











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この記事へのコメント
コメント失礼します。
Ash sackの次回の販売は検討されていますか?
よろしくお願い致します。
Posted by コテツ at 2020年02月15日 00:56
コテツ さん

再販は、現在受付済みの製作・発送を終え、再販分の在庫を確保してからとなります。製作及びその他業務の進捗状況により再販時期は流動的です。お問合せ対応は行なっておりませんので、予めご了承願います。再販お知らせは、HP/オンラインストア、ブログ、SNSを利用予定です。宜しくお願い致します。
Posted by NakedLaboNakedLabo at 2020年02月15日 07:07
ありがとうございます。
気長にお待ちしております。
Posted by コテツ at 2020年02月18日 10:33
 
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    コメント(3)